監督:ゴットフリード=レインハート
出演:デベンター大佐(クラーク=ゲーブル)、カーラ(ラナ=ターナー)、スカーフ(ヴィクター=マチュア)、ほか
1943年〜1945年のオランダを舞台に、情報将校デベンター大佐と、スパイとなったカーラ、地元レジスタンスの愛と戦いと裏切りを描く。
冒頭で「夢の三大スターの競演」とゆってたんですが、ラナ=ターナーさんはわし、知らんかった。クラーク=ゲーブルは言わずもがな「風と共に去りぬ」のレット=バトラーっすよ(たきがははレット派)。ヴィクター=マチュアさんは名前だけは聞いたことがあるんですが、実は何に出てたか知らなかったり。
クラーク=ゲーブルはレット=バトラーのころの危険な香りと色っぽさが失せました。格好いいには格好いいんですが、なんちゅうかな、あのぎらぎらした、欲しいものは何がなんでも取る!という、あのレットの格好良さはさすがに落ち着いちゃった感じです。いつまでもぎらぎらもどうかという意見があるかもしれませんが、クラーク=ゲーブルといったら、即レット=バトラーっちゅうのがわし的には常識なもんですから、どうしてもレットと比較しちゃうよね。あとの作品、そんなに見てないってのもありますけど。
で、上官と同志のあいだで揺れ動く女性、ちゅうのがカーラなんですけど、この話、どこに落ち着くのかにゃ〜と思って見ておりましたら、途中からスカーフ(というあだ名。いつもスカーフをしてるかららしい)のレジスタンスがイギリス軍の指示でドイツ軍と戦うようになったあたりから、なんかスパイの疑いが濃厚になってきて、裏切り者は誰だ〜?!という落ちがついたところでエンド。
う、うーん、クラーク=ゲーブルが出てるから見たけど、映画としてはあんまり盛り上がりませんな。
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