2011年のNHKはこんな力作を作れていたのに最近の体たらくはどうなんじゃ。
著作権とか言い出して映像が消されないうちに是非。
わしはかなり切れ切れで見ました。正直、1990年代のまだ原発の事故なんてのが起きないと信じられていた時代(しかしチェルノブイリでは起きていたのだから、そういう発想自体がお花畑だという自覚もない)に、こんなことやっちゃったんだてへぺろなノリで1950年代からの原発導入の流れというのはむかつきます。
しかし、内容はむかつきますが、日本がいかに安全性を軽視して経済性だけで原発を導入していったか、政界・財界・経済界が一体となって安全性を棚に上げて、まさに赤信号みんなで渡れば怖くないのノリで突っ走ったかを知るには大変いい資料だと思いますので一見をお薦めします。しかし前後編で合わせて3時間の長編なので、覚悟してください。
それにしても
正力松太郎の罪状は数えきれませんな。
あと
基礎的な技術も置き去りにして導入した原発が事故起こしたってのに「日本の技術力の高さで解決」とかそもそもあり得ねぇだろうということがわかってがく然としました。
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