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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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フレンチ・カンカン

監督:ジャン=ルノワール
出演:ダングラール(ジャン=ギャバン)、ニニ(フランソワーズ=アルヌール)、カジミール(フィリップ=クレー)、ラ・ベル・アベス(マリア=フェリクス)、パウロ(ミシェル=ピッコリ)、アレクサンドル王子(ジャンニ=エスポジト)、エディト=ピアフ(ウージェニー=ビュッフェ)、ほか
見たところ:辻堂市民図書館
1954年、フランス

パリの名所ムーラン・ルージュと、その名物の出し物フレンチ・カンカンの生みの親として伝説的な興行師、シャルル=ジードレルをモデルにしたダングラールを中心にした人生模様を描く。

1889年のパリ万国博の開催を控えて、興行師ダングラールは新しい出し物を模索していた。下町の酒場でニニとパウロのカンカン踊りを目撃したダングラールは、これをショウに仕立てることを考え、フレンチ・カンカンと名づける。洗濯女だったニニや、ダンスに才能を持つ女性たちをオーディションで選び出し、新しく「白い女王」というキャバレーも買い取ってフレンチ・カンカンの開催に余念がないダングラールだが、その周囲には往年のスター・ローラやニニなど女性の影も騒がしく、ニニ自身も恋人のパウロとダングラールの間で揺れ動いている。やがてフレンチ・カンカンのこけら落としの日がやってきた。

ハリウッドのような底抜けの明るさではなく、人生の酸いも甘いもかみ分けたフランスの名優ジャン=ギャバンと、後に「ヘッドライト」で再びコンビを組むことになる人気上昇中の新人スター、フランソワーズ=アルヌールとの共演による華やかな映画です。最後のフレンチ・カンカンが圧巻。ハイヒールで走り回る動きの激しさは大画面でこそ見たい映画ですなぁ。

ジャン=ギャバンの渋さは作中でももてもてでいい感じなのは言うに及ばず。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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