監督・製作:マリアン=デレオ
協力:アディ=ロッシュ「チェルノブイリ子どものプロジェクト」代表
2003年、アメリカ
タイトルの「チェルノブイリ・ハート」というのは、ベラルーシの子どもたちに多い心臓疾患で、心臓に穴の空いた状態を指しているそうです。
ただ、心臓疾患だけでは終わらず、チェルノブイリ原発事故が引き起こした子どもたちへの健康被害をわりと広く扱っていて、協力の「チェルノブイリ子どものプロジェクト」が訪問した先を一緒に取材しているような感じを受けました。
チェルノブイリの周辺諸国で確実に増えているという先天性の障害児たち。その被害はすでにチェルノブイリを上回っていると言われる福島第一原発事故。この映画の子どもたちは、そう遠くない日本の子どもたちの姿なのです。
一人でも多くの日本人が見て、今の日本がどれだけおかしな状況なのか、早く気づいてもらいたいと思います。
[1回]
PR