監督:ロバート=アルドリッチ
出演:ベン=トレイン(ゲーリー=クーパー)、ジョー(バート=ランカスター)、公爵の愛人マリー(デニーズ=ダーセル)、公爵(セザール=ロメロ)、ほか
1955年、アメリカ
南北戦争後のメキシコ。皇帝マクシミリアンを打倒すべく民衆の立ち上がったメキシコに、元南軍の将校ベン=トレインが金儲けのネタを求めて訪れる。そこで遭ったアメリカの賞金首ジョーと組んだベンは、皇帝の側近である公爵に雇われ、公爵の愛人マリーをヴェラクルスの町まで護衛する仕事を受ける。しかし、マリーを乗せた馬車には300万ドルの金が積んであり、この金で皇帝はフランスで部隊を雇うつもりでいたが、ベン、ジョー、マリー、公爵らが金を巡って暗躍を始めるのだった。
ゲーリー=クーパーさん、悪役っぽいけど、結局、最後は「この金はメキシコ民衆のもの」とか言って譲っちゃうのでやっぱりいい人だった。
ゲーリー=クーパーさんが相手なので、バート=ランカスターさんはどうしても分が悪い。いかにも若造って感じのジョーは、最後はベンに殺されてしまいました。
しかし、公爵の顔を覚えられないうちに、なにしろ正規軍なので全員、似たような制服を着ているから、終盤、馬車を襲ったのが反乱軍か正規軍かわかってない始末。なんてこったい。
異色の活劇。しかし、ハリウッドって、南軍を格好良く描くの、好きだよね。日本人の判官贔屓と似たようなものだろうか?
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