あれだけくそみそに言ったくせに、ネタ的には見逃せないと思うし、近くで公開したんでまた行きますた。
もういいや。2回目の鑑賞ではさすがにカメラワークにも慣れたと見え、酔いませんでした。しかし、いろいろとこの映画の欠点が、前回指摘しなかったところも含めて目につきました。
1.監督の奥村さんとの応答が聞きづらい。
監督という存在を隠したいなら、そもそも応答することが不自然。奥村さんだけを徹底して追えばいいし、監督を奥村さんと対話する者として表わしたいならちゃんと声を録ってほしい。半端な存在がいちばん困る。これは、一連の土本典昭監督の水俣シリーズを見てて思ったこと。あのシリーズでは土本監督はちゃんと出てるよ。患者さんや関係者と対話してるよ。
2.音声と周囲の雑音のバランスが悪いところがある。
周囲の雑音は効果音と違うで。冒頭の靖国神社に初詣に来た若い娘さんたちと奥村さん、というシーン、周囲の雑音がうるさくてそうでなくても聞き取りにくい奥村さんの声をちゃんと拾ってない。それではいけない。素人の撮影じゃないんだから、雑音カットしないでも、もっと小さくしてよ。雑音多いよ。
3.クライマックスがやっぱり不明。
私的には靖国神社だと思う。その後、だらだら影像をつなげるのはどうか。映画として切るべきところで切ってほしい。この題材を映画に選んだ以上、見せることを考えてくれにゃ。それはやらせとは言わんだろう。
たんぽこ通信 映画五十音リスト
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