2をやってたのをビデオに録ってもらいまして、ついでに1も鑑賞。
タイに実在するオカマのバレーボールチームのチーム結成から国体で優勝するまで。
チームのキャプテン、チャイ、ただ一人の普通の人。けっこうハンサム、妻帯者。もとは補欠扱いだったようだが、おなべのビー監督が赴任したことに反発するチームメイトの中でただ一人残る。最初はオカマたちに偏見を持っていたが中盤でしっかり締め、最後は喧嘩もしてたモンと親友になった。バレーボールを続けてるのはチャイとモンだけかな。素晴らしく理解力のある奥さんは、チャイよりオカマたちに偏見がない。
おそらく主人公のモン、字幕で最初はゲイと言ってたのにジュンの登場からオカマ言葉になる。あんまり自分からは積極的に動かない。実の父親を嫌っており、その反動でオカマになったと思われる。チャイも認める頼れるやつ。バレーボールが大好きで親友のジュンには「あんたはバレーボールを止められない」と言われるほど。真面目。
チームのムードメーカー、ジュン。家族公認のオカマのためか、すごく明るい。一度はバレーボールを諦めかけたモンを引っ張っていくバイタリティの持ち主。前は屋台の売り子、後は銀行員。
チームのエースアタッカー、ノン。ジュンに水牛とからかわれるほどがたいがいい。スパイクしたボールは全部つぶした怪力の持ち主だが(試合中にはそういう描写がなかったのは手加減したか?)メンバー中、随一の夢見る乙女の心を持つ。前は軍人、後は建築会社に就職。
チームの華、ピア。ゲイバーで働くダンサーで唯一豊胸手術をし、チャットというダーリンがいる。しかしチャットは婚約者に心変わりしてしまい、バレーボールに集中する。後に一流のダンサーになった。
インテリ、ウィット。目立たないけど縁の下の力持ち的ポジションか。家族にゲイであることをあかしておらず、婚約させられるも決勝でチームに戻る。
ビー監督。とある高校のチームを三年連続で優勝させた実績を持つ。時に厳しく時に暖かくチームを導く名将。性別で差別せず、ピアには「母親です」とまで言われるほどメンバーの信頼は篤い。
エイプリル、メイ、ジューンの三つ子。監督の教え子だが三人ともオカマ。しかし監督のめがねにかなうんだから相当の実力者であろう。
単純におもしろい映画。見終わった時にオカマへの偏見がばかばかしくなってくるかも?
たんぽこ通信 映画五十音リスト
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