普及のために貸していた「Gガンダム」フルセットが返ってきたので、早速、「第45話」を見ようか、「最終話」にしようか、いやいや「第39話」も見たい、「第44話」を見ないでどうすると逡巡したあげく、結局、「第1話」から見ることにした。またかよ、という突っ込みは聞く耳持たないということで。
で、ちょっとだけ書いた「清左衛門残日録」の感想は皆まで聞くなってことで。
突っ込みどころなど書いてみる。Gガンダム見たい症候群が起きたのはシュバルツの口癖、というか決めぜりふに「そんなことはどうでもいい!」というのがあって、2ちゃんのGガンスレでもよく使われているのだが、「そもそも、その台詞、いつ言ったんだ?」という疑問と、「何回言ってるんだ?」という疑問が生じたからなのだ。だって、マスターはそれこそ、出るたんびにドモンに「この馬鹿弟子がぁっ!」か、「だからおまえはあほなのだぁっ!」を言っている印象があるが、シュバルツって元々はキョウジだし、キョウジといったら、熱い兄貴だけど、ドモンに比べたら(比べる相手が間違っているという話はさておき。兄弟だし)知的なキャラクターというイメージが強いもんで、マスターみたいに一刀両断な台詞というのは言いそうなんだけど、言ったとしたらどこ?と思ったからなのだ。前置き長い。
で、第1話。
これだけ雰囲気違うんだよね。Gファイターがダニとかクズとか罵られている。ミケロのせいだけではないだろう。しかし、まがりなりにも国家の代表を逮捕して、ピザとか喰らわせていいのだろうか? ベルチーノ警部好きだけど、けっこう無茶苦茶やってるかも。でもラストではちゃんとピザをくれる律儀な親父だ。
ドモンが素直に格好いいのってやっぱ第1話だよな〜。ミケロの部下には手も触れさせないでぶちのめす、撃たれた弾丸は全部片手で受け止める。コロニー格闘技の覇者、キング・オブ・ハートという有名人である。悪口言われても一般人のベルチーノ警部が狙われたらちゃんと庇う。人質は「関係ない」と言ってもちゃんと助ける。
ミケロ、デビルガンダム四天王で復活するけど、最初から予定に入っていたのかなぁ? 「知らねぇ」連呼の時と最後の情けなさではとてもそんな重要キャラには見えない。
レイン、最後に「あの人の行方は決まってるわ。地球の上よ」って、ドモンに探知機でもつけたんだろうか?
などなど。
でも、そんなことはシュバルツばりに
「そんなことはどうでもいい!」でスルーするのがGガンの楽しい見方である。
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