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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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超級! 第11話

アニメの第9話です。ネオイングランド行って、ガンダムファイト三連覇の英雄チャップマンと戦う回。

アニメのとおりだなぁと思う部分と、ここはちょっとなぁ〜と思うところが半々。個人的には後半のアレンジがいまいちかな〜

ただ、こういう展開だと今川監督の構想にあった「チャップマンとバードマンは実はマノンを取り合う仲で」という大人のカップルは見られなさそうな感じですが、島本さんに期待するだけ無理かもしれない。

付録のトランプが要らないのです。誰か、トランプだけ欲しいという強者はおらんか?

口絵のガンダムは基本「G」じゃないので無視するのですが、今見たら、弐瓶勉さんと書いてある〜!

そう言えば、今日はわしのお誕生日です。大好きな「Gガン」ネタをアップできるのは、喜ばしいというか、成長してないというか…(´・ω・`) 「Gガン」という作品は、よく言われていることだけど、基本、ギャグではなく、当人たちは至って真面目にやっているのに、その真面目っぷりがおかしいという今川カラーなので、「Gガン」でギャグをやると実は浮いてしまうのでありますが、今回はわりと抑えめなのは良かったと思います。ちゅうか、いい加減、レインをギャグ担当にするのはやめてほしいのだが…

さて、始まりはアニメと同じくガンダムローズ対ジョンブルガンダムです。今回は話の展開はほぼアニメを踏襲です。前回もなぜそうしてくれなかったの…(´・ω・`)

レーダーに干渉する霧と、一対一が原則のガンダムファイトに現れる無数のダミーMFに苦戦するジョルジュ。けっこうイケメンに描かれているのが嬉しいですな。ジョルジュはハンサムじゃないとな。
しかし、ジョンブルガンダムのとる卑怯な手に、さすがのビットも効き目がなく、ガンダムローズは徐々にぼろぼろにされていきます。
ガンダムローズを次々に狙撃するガンダムファイト三連覇の英雄チャップマン。
ついにガンダムローズの頭部が狙撃されたか?!と思わせるシルエットで、舞台はネオイングランドのネオロンドンに移ります。

SILLY WALKERなるカジノに正装で乗り込むドモン。相変わらずトレードマークの鉢巻は巻いてますが、素材はいい男なんで、けっこうお似合いです。

でも次のページではふんどしとネクタイ一丁にむかれてるんだけどね!

で、そんなスタイルでもいつでも堂々のドモンは、チャップマンが勝負するテーブルに近づき、勝負を申し込みます。
そもそも、ドモンがこんなカジノなどという不似合いな場所にやってきたのもチャップマンから招待状をもらったからだそうですよ。
で、最初は調子に乗って賭けていたけど、負けが込んで、このざまだそうです。ドモンは大勝ちするかすってんてんになるか極端だと思うんだ、賭け事は…

で、裸になるまでひんむかれたけれど、窓の外に立つシャイニングガンダムを賭けて勝負を挑んだわけです。

しかし、チャップマンの勝負しているテーブルって、マノンさんがディーラーやってるんだけど、奥さんだって知られてないのかな? アニメでもそうだったけど、どう考えてもいかさまやってそうなんですけど… チャップマンは有名でもマノンはそうではないのか。ちなみに、マノンさんの造型はアニメよりずっと色っぽい感じですよ。

ところがオープンした手(勝負はポーカーです)はどちらもAのフォーカードというあり得ない手で、ドモンはカジノの用心棒にいかさま扱いされてしまいますが、そこでレインが割って入ります。この1ページぶち抜きのレインはとても美人さんで良いです。いつもこんなクォリティでお願いしたいですよ。

でも、レインは事情を深く聞かずに負けを自分のカード(それともミカムラ博士が持たせた?)で払おうとしますが、二人はその場から強制的に連れ出されてしまいます。

マノンさんはチャップマンに、ドモンがチャップマンの若い時にそっくりだと言い、チャップマンも興味を覚えた模様です。

しかし、ドモンとレインが連れ込まれたのは、スイート・ルームでした。喜ぶレインといぶかしむドモン。まぁ、ふんどしとネクタイ一丁(靴も履いているけど)という紳士の国にあるまじきスタイルでギャンブルをしていたドモンも、一応、自分の無礼さは自覚していたものとみえ、「地下室にでもブチ込まれて、監禁されるかと」思っていたようですが、思わぬ好待遇に戸惑います。

そこでチャップマンの肖像画(というか、マノンさんとガンダムと一緒にいるので記念写真か)に見入るドモンに、レインが「ムチャはコクピットの中で…だけにして」と言いますが、表情見ると、なんかスイート・ルームに舞い上がっているというか、妙にらぶらぶな雰囲気というか、むしろドモンを押し倒しそうっていうか、相変わらずのバカップルぶりに発展しそうなところでドアをノックする者が。
怒って扉を開けたレイン、服に袖がないのだが…

現れたのはレイモンドに肩をかつがれたジョルジュでした。2人はドモンとレインの格好に一瞬、誤解しますが、すぐに誤解は解かれて、逆にドモンがぼろぼろのジョルジュのわけを訊ねます。
ということは、冒頭のガンダムローズ対ジョンブルガンダム戦は、ドモンがカジノにいた直前だったようですね。ま、アニメでも、ここら辺の時間軸、いい加減だったりするんですけど。

レイモンドがチャップマンのやり方が卑怯だと訴えます。

ところ変わって、チャップマンさんち。同じベッドに寝る夫婦は、ドモンの話をしています。
しかしチャップマンは、ドモンが裸になったのは「わざと」で、マノンさんのいかさまも見切っていたはずだと言います。
マノンさん、ドモンに対する詫びとして、明日のお茶会に招待しようと言い出します。

この5ページばかりの夫婦の会話のあいだ、チャップマンの眼差しがずーっとぎらぎらと睨みつけているというか、「獲物を狙う目」というか、なにしろ寝ようとしているはずなのに安らぎがまったくないところは、何か気になりますね。勝つことしかできない男ってところが。

さて、ジョルジュの治療が終わり、チャップマンとの戦いについてもいろいろ聞いた様子のドモン。同じ条件のはずなのに、チャップマンはなぜ位置を察知できたのかと問うドモンに、レイモンドが事前のお茶会でチャップマンが飲んだ紅茶の中に何か入っていたのではと言い出します。例によってジョルジュは騎士道精神あふれる人なんで「憶測でものを言うな!」とたしなめますが、様子が変わったというチャップマンにレインが「精神強化剤ね」と推測。ううう、レイモンドの線が全体的にへぼいのが残念だ…

そこへチャップマンからドモンに朝10時のお茶会の招待が入ります。

アニメだと霧の発生装置に「何かしら?」みたいなことをレインが言っていたんだけど、軽くスルーします。
そして、昨日のギャンブルで、ドモンはマノンさんのいかさまに気づいていたと言い、レインは「さすがはドモン」と惚れ直した様子。このバカップルでアニメの第38話〜第40話はどうなるのか、とっても心配。そこまで続くかも心配。(´・ω・`)

さて、お茶会が始まりますが、ドモンはチャップマンの紅茶には何か入っているだろうとアニメと同じく好戦的な様子。
チャップマンは軽くいなして、昨日のカジノでの件を謝りますが、何で謝るのだろう? マノンさんがいかさましたから? 強制的に連れ出したから?
しかし、ここはドモンも軽くいなして、マノンさんのいかさまに気づいたと言い、マノンさんも謝ります。
ところがチャップマンは自分はいかさまをしていないと言います。「勝者にはすべてが見えている… それはポーカーしかり! ガンダムファイトしかりなのだ!!」と力説するチャップマン。
レインは心中でチャップマンのいかさまを罵りますが、どうやら猫舌らしく、紅茶を吹きだしてしまいます。ここの展開は、アニメだとレインがお手洗いを借りようとして、チャップマンが卓上に置いた精神強化剤のカプセルを盗むシーンなわけなんですけど、レインを無理にギャグメーカーにしないで、アニメのまんまの展開でもいいと思うんだけどな〜

レインはスカートを洗いますが、「乾くまでみっともなくてテーブルには戻れないわ…」とかなり強硬な理由を考え、チャップマン邸の偵察に。
そこで見つけたのは、ジョンブルガンダムのダミーでした。

しかし、そこに現れたマノンさんとボディガードに気絶させられてしまうレイン。曲がりなりにもヒロインなんだから、「グボッ」と白目をむくのはどうかと思う… 最終回が心配だよ、わしは…

そして、女性2人がいなくなったせいか、急にとげとげしい様子になったドモンとチャップマン。「己の力を過信しすぎる」のが駄目だとチャップマンが言えば、ドモンも負けじとチャップマンに引退勧告です。今が最強だと言うチャップマンに、ドモンは「過去の栄光が忘れられないだけ」と言い、「勝てる」宣言まで飛び出します。
思わず自分のカップを投げるチャップマン。投げる方も投げる方だけど、こぼさずに受け止めたドモンもドモンだ。

とうとうチャップマンからガンダムファイトを言い出し、ドモンは受け取ったカップの中身を飲み干して(前に「何か入っているのだろう」と言ったことは忘れたようですよ)、ファイトが始まります。

即座に発生する霧に、現れるジョンブルガンダムのダミー。

そうとは知らぬドモンはガンダムファイトです。

ところが、現れた霧にシャイニングガンダムのレーダーが効かなくなり、ドモンはジョンブルガンダムから離されまいとしますが、ダミーに惑わされます。
さらにシャイニングガンダムの射程から届かないところから撃たれるドモン。

ドモンはレインに連絡しようとしますが、連絡が取れません。ちゅうか、レインが帰ってこないことを疑問に思え! あと、漫画のドモン、レインに頼りすぎな気もする。

しかもチャップマンが精神強化剤を使っているという証言を思い出します。それを裏づけるかのようにチャップマンの狙撃は正確ですが、コクピットで禁断症状に苦しむチャップマンの台詞から、どうやら薬は使っていない模様? まさに、ガンダムファイトを三連覇した英雄の意地、ここにありです。

その頃、レインが目覚めたのは、マノンさんがダミーと霧を操る部屋でした。マノンさんを卑怯だと責めるレインに、マノンさんは自分の勝手、チャップマンにも内緒でやっていると打ち明けます。しかも、チャップマンは闘うことすらできない体だと訴えるマノンさん。でも、マノンさんは英雄としてのチャップマンを愛してしまったのか、彼を勝たせるためにしょうがない、そのために体を壊すようなことまでしていると言います。
精神強化剤のためにチャップマンが廃人になるとレインは訴えますが、マノンさんは逆に「ガンダムファイターじゃなくなったあの一年間… あの人がどうなっていたか… 想像できるの!? レインさん! 人はね… 3度も連続でガンダムファイトになんか出て優勝までしちゃいけないのよ!! その時点でもうあの人は「戻れない人」になってしまった… もう壊れてしまっているのよ… 人間として!!」と答え、ガンダムファイトの過酷さ、優勝するためにチャップマンとマノンさんが払ってきた無数の犠牲、そこから離れた時の地獄のような日々に、背筋が寒くなるレイン。
それは「間違いを承知で… 破滅に向かって突き進む… それがガンダムファイト優勝者への道」であり、ドモンとレインが優勝を目指すためにいずれ向かうであろう道だと言うのです。

ここでレインが取り乱すのはどうかと思うんだ… ちょっと子どもっぽすぎるというか、みんながみんな、そういう不幸な目に遭っているのかというか… サイ・サイシーのおじいちゃんだって優勝者だし、そんなことにはなってほしくないのですが、前人未踏の三連覇を達成してしまったチャップマンには、他人にはわからぬ苦労があるのかもしれません。でも、わしとしてはアニメの最終話でガンダムファイトへの明るい未来を提示してくれてたので、やっぱりそっちの方が似合うと思うんだ、「Gガン」には。

ダミーに苦戦するドモンに、思わぬ援護が現れます。傷ついたはずのジョルジュです。加勢するのは卑怯じゃないのかと冷静な突っ込みのドモンですが、どう考えてもダミーの相手はジョルジュにお願いした方がいいと思うんだ。

ところが、ドモンの目がなぜからりってます。
しかも、ジョルジュにチャップマンが精神強化剤を使って、集中力を上げているから気をつけろと言われ、そのお茶を自分で飲み干したことを思い出すドモン。でも、チャップマンは今日は精神強化剤を使ってないみたいなことを言ってたけど…
そのせいか、単なる気分の問題か、精神が強化されている感じのドモンは、チャップマンの居場所を見つけます。そして、チャップマンの目もらりってますよ〜

急接近するシャイニングガンダム。
迎え撃とうとしたジョンブルガンダムは、またしても禁断症状に襲われた模様。

分身さえして、ジョンブルガンダムに近づくシャイニングガンダム。

ここ、アニメだとドモンがチャップマンの様子が急変したことを知って、攻撃の手を休めようとするんだけど、逆にチャップマンがドモンを「さあ、貴様が本当の戦士なら、わたしを撃て! 貴様にも戦う目的があるだろうが! さあ、撃て!!」と叱咤して、第45話の師匠の「キサマの力などそこまでの物に過ぎんのかぁっ! それでもキング・オブ・ハートかあっ! 足を踏ん張り腰を入れんかぁっ! そんなことでは悪党のワシ一人倒せんぞっ! このバカ弟子がぁぁぁぁぁぁっ!! 何をしておるっ! 自ら膝をつくなど勝負を捨てた者のっ することぞおおぉぉっ!! さあ、立てっ! 立ってみせいいいいぃぃ!!」ともども、ドモンに己を越えさせようとするチャップマンの覚悟は残念ながら見られません。なんで、チャップマンの台詞、入れてくれなかったの…(´・ω・`)

とうとうチャップマンは銃を落とし、シャイニングフィンガーの餌食となります。「最期まで素晴らしいファイトをさせてくれて… ありがとう マノン…!!!」と言ってますが、ダミー使って、精神強化剤と霧使って、それでも素晴らしいファイトと言えるのだろうか… それよりも、最期まで戦士であったチャップマンには、ドモンを叱咤する台詞のがいいと思うのに…(´・ω・`)

頭部を破壊され、チャップマンもコクピットで息を引き取ったようです。

ドモンは、自分が精神強化剤入りの紅茶を飲んだので正式なファイトではないと言いますが、マノンさんは、今日は入っていなかったと言いました。そして、彼女の卑怯な援護もチャップマンは承知の上だったと言います。
レインが「ああなっちゃダメ……」と言うのは、マノンさんに言われたことを気にしてだと思うんだけど、ドモンとチャップマンは似てるようで似てないから、同じ末路をたどるとは思えないんだけどなぁ。

2人を迎えるジョルジュとレイモンド。ジョルジュに素直に礼を言えるドモンがらしくありません。まぁ、アニメでも第7話から、徐々に優しさとか見せ始めるので、根が素直なドモンですし、本当は素直なお坊ちゃまなのだろうということで。

そして、ジョルジュは「妙なウワサを聞いた」と言って、デビルガンダムがこの辺に現れ、ネオエジプトへ向かったと言います。早速、ネオエジプトへ向かうことにするドモンとレインに、レイモンドが「これで貸しふたつでございますよ!!」と声をかけるのがいいですな! たきがははレイモンド好き好きですv

しかし、ジョルジュたちも去った後、ジョンブルガンダムとチャップマン、マノンさんのもとに現れたのはデビルガンダムとキョウジでした!!! 不敵な形相が格好いいぞ、キョウジ!
これはチャップマンがデビルガンダム四天王として復活することへの伏線か?!

以下、次号!

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