ギアナ高地決戦編もいよいよクライマックスです。
そう言えば、師匠との決戦前にデビルガンダムとの決着をつけるのは、第44話、第45話の流れと同じなんですなぁ。あと、前々話で「師匠がドモンを倒す気満々」みたいなことを書きましたが、今回の台詞からまだドモンを仲間にするのを諦めていないことが判明。断腸の思いで愛弟子にその拳を振り下ろしつつも、まだドモンに自主的に味方になってほしいのですね、師匠? ( ´Д⊂ヽ その気持ちを察しさせず悪役に徹するところに惚れ直す! ドモンが師匠の気持ちもわからない馬鹿弟子だなんて言わないヨ!
一方、ドモンがまだギアナ高地にいると知って、ウルベとミカムラ博士はゴッドを送ろうと言い出します。ここら辺、どういう意図なんだろう? デビルガンダムは手に入れなくちゃいけないけど、そのためにはドモンに一度、倒させなければならないということでしょう、きっと。そのためにはシャイニングガンダムではパワー不足。よって決勝大会用のゴッドガンダムを出すんだそうです。
いろいろと難癖つけてるカラト委員長の方がずっと悪役顔ですが、この人がデビルガンダム最終決戦編でいい役になったのは予定どおりだったのだろうか?
ネオロシアの輸送船で気づいたレインは通信機を借りて、ネオジャパンコロニーと連絡。この時、ネオロシアの軍人っぽい兄ちゃんがナスターシャに「よろしいのですか?」と聞いているのはなんでなんだろう? 前回の名台詞といい、ネオロシアってかなり機密主義? あ、そうか、第5話まではネオロシアってのは自国にやってくる他国のガンダムファイターを捕まえる作戦だったのが、ドモンと引き分けたことで方針を転換したという裏があるので、やっぱり秘密主義なんですな。でも、通信機ぐらい使わせてくれてもいいじゃん。ナスターシャの「私が責任をとる」という言い方が、相変わらず格好いいです。あとふだんは完全に軍人口調で鉄の女ってイメージがぴったりのナスターシャですが、レイン相手にはもっと柔らかい口調なのもいいギャップです。
そして、ドモンとともにギアナ高地に残ったシュバルツ。これは、ドモンが残ったからシュバルツも残ったのか、最初から自分だけでも残るつもりだったのか、どっちなんだろう? シュバルツはキョウジなので、ここでデビルガンダムの禍根を断つ!って気迫で残ってる気もする。シュバルツがネオドイツのファイターとして優勝する意味はないわけだし… そうなるとドモンの優勝もないから、カッシュ博士も釈放されないわけだし… やっぱり、シュバルツは最初から残るつもりだったんだな。まぁ、マスターと一対一でも戦えてしまう剛の人ですから、最悪、デビルガンダムぐらい倒せたのかもしれません。シュバルツだし。そう考えると、DG細胞という底上げはあるにしても、シュバルツもといキョウジって天才だよな。父親と共同でアルティメットガンダム作っちゃうわ、武闘家としても強者だわ、ドモン、立場ないよね、きっと… でも、わしの中ではドモンというのは、そんな兄キがとっても自慢な弟だったと思うのですよ。そんな兄ちゃんが大好きだったんじゃないかと思うのです。その分、今はまだキョウジに裏切られたと思っているので、憎さ100倍くらいなのかな〜と。そんな弟だとわかっているから、シュバルツはよけい、ドモンに真相は打ち明けられないのかな〜と。
今回の名台詞は師匠。
己を知らぬ無知ほど扱いにくいものはない! なんか、応用がいろいろと利きそうですよ。
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