昨日は第45話だけで1枚分語ってしまったので、デビルガンダム最終決戦。しかし泣いても笑っても「Gガン」もラスト、最後も暑苦しく〆たいと思う所存。
第46話はストーカーさんから。いつになくシリアスな調子で「残念ながらわたしはまだまだ叫ばなければならないようです」とか言っておいて、次の瞬間にはいつもよりハイテンションに告げるガンダムファイトのゴング。
名馬、風雲再起。ドモンを探し出せたり、ドモンをマスターのところまで連れていけたり、荼毘に付されたマスターガンダムに付き添っていたりと、いたれりつくせりな仕えっぷり。そう、後ろの黒い塊はマスターガンダムの残骸なのである。馬しか残ってないのに誰も火を消さなかったのか(しかもでかい)なんて突っ込んではいけない。
レインに捨てられて泣いちゃうドモン。ううむ、やはりわんこ。なにしろこの話、全話でいちばんドモンの駄目男ぶりが目立つ。「師匠のために流す、これが最後の涙」まではいいのだが、レインがからむと駄目駄目すぎ。シャッフルの面々に言い訳し、アレンビーにも言い訳、ミカムラ博士から通信が入ってもレインが危ないというのに「誰なんだ、あんたは?」って
「そんなことはどうでもいい!」とシュバルツに成り代わってぜひ言いたい。
で、そんな駄目犬ドモンを責めるサイ・サイシー。ぐはぁ、なんでこんなに可愛いんだ。CVは山口勝平氏、こういうキャラクターをやらせるとはまる。
そして、わずか1ヶ月のネオ香港編のあいだ、駄目犬ドモンを二度も立ち直らせたすごい人、ハン老人。最後の出番ではないけど、好きなんだもーん。
さらに、ドモンがやっぱり師匠を超えてないかも、と思われるシーン。ウォン操るウォルターガンダムに蹴落とされ、「このままでは地上に激突する」って相変わらずあきらめの早いドモンを叱咤するマスター、風雲再起騎乗バージョン。しかし師匠だって、やっと自分を越えたかと思った弟子が、相変わらずでは化けて出たくもなるだろうと思ったり。
第47話はもろ「Gガン」クォリティ。自由の女神砲とマンハッタン戦闘エリア。
そしてこの回の影の主役だ、ナスターシャ。「諦めるのはまだ早い!」って、ドモンに言ってやってください、姐さん。
名台詞「そうなったら、私もおまえと一緒に海賊にでもなるか」毎度書いてますが、本気でやってほしい。もはや無敵。
さらにみんなの前で堂々とらびゅらびゅなアルゴ。ドモンだとつっこめるのに誰もつっこまないのはアルゴとナスターシャだからだろう。アルゴは意に介さなさそうだが、ナスターシャからは倍返しがくると思われる。
前回大会でマスターに負けたことを白状するウルベ。実際問題、素手でデスアーミーを破壊できる人に誰もかなうはずがない。挫折するには大きすぎる壁だったと思うが。
「シャッフル同盟、全員集合!」
「みんなの心をひとつにまとめたのはおまえだぞ、ドモン=カッシュ」ナスターシャのフォローがないす。ちゅうか、いままでナスターシャには海賊の首領希望と書いてきたたきがはであるが、ナスターシャのこういうフォロー見てると、首領はアルゴのままで、その副官みたいな立場でつくのがいいんじゃなかろーかと思うようになった。アルゴだからどっちでもうまくいくと思うが、ナスターシャは上に立つだけじゃなく、縁の下の力持ちもうまそうだ。
第48話はガンダム連合首魁キラル=メキレル。真っ二つになったマンダラガンダムがどうして直ってるのかとか、贖罪の旅に出たキラルがなんでガンダムに乗ってるのかは例によってスルー。
ネオスウェーデン基地から発射されるロケット、にしがみつくガンダムたち。眼鏡をあげて得意そうな顔のホルベイン(右)がいかす。左はベルイマン博士。
ガンダム連合。左上からエリック・ザ・バイキング(ネオノルウェー)、アレンビー=ビアズリー(ネオスウェーデン)、コンタ=ン=ドゥール(ネオケニア)、カルロス=アンダルシア(ネオスペイン)、ハンス=ホルガー(ネオデンマーク)の皆さん。特にアレンビーは、キラルの片腕と言ってもいい大活躍。
名台詞「大きく、大きくなったな、ドモン」
それに応えるわんこなドモン。
ドモンに褒められて照れちゃうカラト委員長。「Gガン」で赤くなるのは男性キャラばかりやな。
羽根をはやしたデビルコロニー。大きさはともかく(日本列島ぐらいあると思うんで、2000kmぐらいか?)美しい翼。
小さいころに見てたら、絶対にトラウマになったであろう、デビルウルベ。
「わしらの死を無駄にするつもりか?」とドモンを激励するマスター。もはや「馬鹿弟子」だの「うつけ者」だのとは言わない。言わないところがよけい、その死を感じさせる。シュバルツ&キョウジも同様。
やっぱり暴走した最終回。一人、レインのもとに向かうドモンにデビルガンダムの攻撃が集中、カッシュ博士に「やつの注意を分散させてくれ」と言われたナスターシャ。そういや、この鞭、どっかの話で真っ二つに折ってたが、また同じのを使ってるのはよほど使いやすいのか、ナスターシャの趣味か。
個人的にこのアレンビーがいちばん可愛いと思う。ドモンにあげたスーパーアドバイス。この期に及んでまだ「でも」とかはっきりしないドモン。もう誰も叱咤してくれんぞ。
物理的にあり得ない(ゴッドとデビルの差はさすがのドモンにもひとっ飛びというわけにはいかんだろ、攻撃されてたんだし)&ドモンの性格的に生身のレインだったらこれまでは決してやらなさそうだった(なにしろ、パンチラで顔を真っ赤にしちゃうぐらいだから)ポーズ。大胆だな、おぬし。とか書いてるたきがはのが出歯亀のようだ。
爆熱ゴッドフィンガー石破ラブラブ天驚拳の、キング・オブ・ハートの紋章から現れたおっさん。一説には初代キング・オブ・ハートだとか。やはりキング・オブ・ハートははた迷惑なくらいに濃くて暑苦しいおっさんがいいと思う。
カラト委員長。こういう人物を取るから長くなるのだ。わかってるのだ。「しょせん、我々人類は戦わずにはいられない生き物か」
カッシュ博士。名台詞「希望を勝ち取ってゆく。あの若者たちのようにね」
長くなる原因の一端はシャッフル同盟を全員取ろうとするからでもある。
チボデー&チボデーギャルズ。
ジョルジュ&レイモンド&マリアルイゼ。ジョルジュがマリアルイゼの尻に敷かれるだろう説。
セシルの写真にキスばかりしてるサイ・サイシーをこらしめる恵雲、瑞山。
アルゴ&ナスターシャ。キスマークはやはりナスターシャ、だよなぁ。ギャルズだったら、ナスターシャ怒っちゃいそうだし。
デビルガンダムを脱出するドモンとレイン。
ちゅうわけで着いてしまったよ、最終回。こういう形のレビューはいままでやってなかったので楽しくもあるんだが、時間も倍くらいかかる。あと、たきがは、元来が字書きなもんで、絵のイメージに頼りすぎるのもどうか、という気がする。次にやる時は自粛を、と思っても、師匠登場以降の展開はテンション高いからなぁ。しかし、同じシーンをもう1回取ることはあるまい。それにしても今回取らなかったキャラクターも多いんで、どうなることやら。
何度見ても「Gガン」はいいなぁ。しかし、逢坂さんが安らかに眠ってくれることを願って、ひとまず祭りは終わろうと思う。
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