最終バトルロイヤル開始。
第41話はドモン、12年前。なんでこのシーンかというと、
このドモンが好きなんだけど、12年前からこんなに成長したんだよ、という対比の意味を込めて。そんだけ。ちゅうか、バトルロイヤル開始だっちゅうのに、他にとるもんないのかとか。
ちゅうわけでもないが、ハンじいさんの勇姿。
第42話は罪な男、天才カッシュ博士、とうちひしがれるミカムラ博士。シャイニングの反省がゴッドにつながったんだと思う。
次はデビルガンダム復活でドモンを助けに駆けつけるアルゴとサイ・サイシー、を見守るクルーたち。にナスターシャが「シャッフル同盟が力を合わせれば倒せないものなどない」と言い切る前。いや、こっちのが表情良かったんだもん。ホイに「おばさん」呼ばわりされてるのも悪くなかったんだが、ここは格好いいナスターシャにしてみた。
さらに、レインに応急治療を施してもらい、兄弟そろって指ぱっちんでガンダムを呼び出し、レインに別れを告げるシュバルツことキョウジ。何もかも失って、なおたった1つの目的のために戦う、戦ってきた男が幼なじみに向けた最後の笑顔が哀しい。
なぜここできらきらか。ドモンをデビルガンダムのもとに急がせるアルゴとサイ・サイシー。
名台詞「来い鳥野郎、フライドチキンにしてやるぜ!」を吐くアルゴ。
考えてみたら、この話、アルゴとサイ・サイシーがすでにギアナ高地で一戦交えているもんで、レインとシュバルツの話の比重もでかかったのではないか。次はチボデーとジョルジュはほとんど初なもんでレインとシュバルツの出番は少ない(ほとんどバリヤー破り)。なんてことも思いながら見る「Gガン」。いつ見ても、新しい発見がある話であるよ。特にランタオ島の密度の濃さは並みのアニメじゃ足下にも及ばんよ。
第43話はまずチボデーを咎めるジョルジュ、シャンパン付き。その後の二人の会話も好き。ドモンとチボデー、ドモンとジョルジュ、ドモンとアルゴ、ドモンとサイ・サイシー、アルゴとサイ・サイシーというそれぞれのつき合い方(これ以外はわりとあんまり描かれないので)とはまた違ったつき合いが伺える軽妙さ、ましてや他の3人ではあり得ないと思われるところがいいっす。
シュピーゲルとライジングの協力でバリヤーに空いた穴に自分が行くと果敢に申し出るマリアルイゼ。「ここで頑張らなければ、なかで戦っているジョルジュたちに申し訳が立ちません」という言い方がけなげ。彼女は彼女なりにどこかでネオフランスをしょっているのかなぁと思う台詞。
やはりこれは外せんだろう。名台詞「ウィナーは俺たちなんだよ」のチボデー。
第44話はシュバルツづくし。まずは「頭に血が上ったおまえに」から。多くは語らぬ。シュバルツ=ブルーダー、キョウジの生き様を見てくれ。
「あんたは俺の兄さんだぁぁぁぁ!」と泣き叫ぶドモンに向けられる温かい微笑み。イノシシのような男になったと思ってた弟が昔と変わらんところに思わず浮かんだところもあるんじゃないか。
これだけレイン。「必殺必中ライジングアロー」
これだけマスター。ドモンに「キョウジに代わってデビルガンダムに乗れ」という言葉の激しさとは裏腹にこの表情。マスターにとってドモンに本心を隠して悪役を徹し続けたことがいかに辛かったのかと思うと(´Д⊂ヽ
これだけドモン。名台詞「僕にはできないっ!」
シュバルツの目にも涙。
ドモンの放った石破天驚拳を笑って待ちかまえるシュバルツ。マスターとは別の意味でその凄まじい覚悟が伺えるカット。
「二つに分かれた身体と心」がようやく一つに戻ったシーン。「ありがとう、ドモン」涙々の別れ。
いよいよDVDも次が最終巻。暴走は止まらぬと覚悟めされい。
[0回]
PR