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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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第14話 信玄上洛

ついに甲斐の武田が動いた。追い詰められてゆく織田・徳川。堺でも、脱信長を狙う動きが密やかに始まっている。そんな時、助左は兼久によって生野の但馬銀山に飛ばされる。だが、今井家内部の裏切りもあり、銀を毛利家に横流しする動きがあった。そんなところへ美緒が向かっていると知り、宗久は五右衛門を迎えにやらすが…。

助左、苦悩の時代。とことん兼久に嫌われたもんで、船乗りを夢見る男が銀山で銀掘りとは。しかもそこへ美緒がやってきます。宗久が五右衛門をよこし、役者は揃って、次回へ続く〜って感じです。ところが、美緒を案内する平次という男、すでに裏切り者であることが知れています。美緒が来るとは知らない助左、さてどう立ち回るか。五右衛門も来るし、あんまり心配ないか? もっと心配か?

当の五右衛門、なんとモニカちゃんから「私を連れて逃げて」なんて言われてます。その前に殺されそうになってましたが、意外とモニカちゃん、強い女性だったようです。しかしこれは、津田と結婚させられそうになって、それがいや、あるいは五右衛門との仲がばれるってんで、堺を逃げ出したいようです。でも、せっかく待ち合わせたのに、五右衛門、宗久に任務を命じられちゃって、宮仕え(宮ではないが)は辛いよって感じです。やたらに霧に煙る堺で、すれ違う五右衛門とモニカ。このままではモニカから五右衛門のことがばれてしまいそうです。モニカに撃たれた頬の傷が、ますますワイルドさを上げてます。やっぱりいい男です、五右衛門。でも女は幸せにしそうにないけど。やっぱり魅力的です。いちばん人気の善住坊がいないので、五右衛門で目の保養です。我ながら、どうして助左に向かないのか、疑問ちゃ疑問ですが。助左って安全パイすぎるっていうか…
それにしても、宗久にいいようにこき使われているのに五右衛門、寝起きが船とは泣かせます。ちゃんとしたところに寝かせてやれよ、宗久! それとも宗久の私用なんでしょうか? そんなことする必要、ないと思うのに。
そうそう、今回は本職・梢ちゃんを手玉にしてます、五右衛門。さすがは未来の大泥棒、器が違うって感じ? でも危ない橋ばっかり渡ってそうですよ。

で、この時期はあんまり目立たない家康が、ちょっと熱血してました。そのせいで武将を大勢失うとは、何ともぼんくらぶりですが、児玉清さんの家康って、あんまりそういう熱血ぶりを見せない印象があったんで、ちょっと意外というか、これで懲りて、以後はおとなしくなったのか。31歳だったそうですが。

何にしても、甲斐の武田が動いたってんで、信長と家康だけ大変です。敵対してるの、この2人だけだからな。しかも、信玄は台詞のみで役者が登場しません。不気味さも演出しとるよーです。大物っぷりは下手に出さない方が絵になりますもんね。どうせ、ぼちぼち引っ込むんだし。しかし、これだけ武田が強かったのは、やはり騎馬隊云々よりも信玄のカリスマもあったんでしょうか? だって、騎馬隊いたって、勝頼じゃ信長に負けてたし。あるいは信長も鉄砲隊がよく言われてますが、この時にはそれほど普及してなくて数を投入できなかったのか? 信長と宗久が「年末までに鉄砲3000挺用意してちょ(意訳)」みたいな会話をしとりましたが、万の軍勢に千の鉄砲って、そんなに威力あったのかなって。

信長も大変ですが、助左も大変です。次回も目の離せない展開が続きます。

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