2回連続の「京都編」だそうです。
謎の放火殺人事件により、かつての妻が生きていたと知った敷島博士とともに、正太郎、大塚署長は京都へ向かいます。敷島博士は妻帯者で息子もいるらしいんですが、今のところ未登場です。で、大塚署長とは「敷島」「大塚」と呼び合う仲なんですが、かなり古いおつきあいの模様。まぁ、戦中からの知り合いなんてありだろうし。で、そのかつての妻、つまり梅小路綾子さんは、敷島博士が出征前に結婚した相手だったのでした。
京都へ行ったあたりから、敷島博士の周辺は毎度、怪しいんですけど(というか、この人、専門範囲広すぎる)、敷島博士のかつての同僚、つまり故不乱拳博士の弟子たちが現われるようになります。ちなみにサブタイトルも「不乱拳博士の弟子たち」です。で、戦中、軍の命令で人工知能の開発にいそしんでいた弟子たち(その中に綾子さんもいるわけなんですが。弟子なのか単なる手伝いなのかは不明)は、終戦間近のある日、殺人事件に遭遇、ただし、戦中の混乱に乗じてうやむやにしてしまった過去があります。そして、敷島博士がもともとは不乱拳博士の助手で、その開発する人工知能を鉄人に載せようとして金田博士とともに南方に赴き、鉄人の開発に当たっていたことがわかります。万能ですな、敷島博士は。
で、正太郎たちが京都にやってくることになった殺人事件の被害者も、この不乱拳博士の助手の1人だったのでした。
今は尼僧となった綾子と再会する敷島博士。一緒に東京へ帰ろうなんて、博士博士! 奥さんと子どもはどうするのッ?!ってぐらいの熱心さです。
しかし、彼女が住む寺に我が子と呼ぶ子どもがいることが判明、どうやら、例の殺人事件は、彼女と無関係ではないようです。
そして、また1人、不乱拳博士の弟子が殺され、死ぬ間際に「犯人は敷島」と言い残したものですから、敷島博士、やばい立場になってしまいます。
さらにすでに目撃された小さいロボットが現われましたが、こっちは鉄人にあっさり捕まり、「僕はロビー。鉄人になれなかったロビー」と言って鉄人につぶされてしまいました。いいのか、そんなに簡単に証拠を握りつぶして!
謎が深まるなか、綾子のもとを訪れる某国のスパイ。あれ、この人、不乱拳博士に刺殺されたんじゃ… 似たような顔の別人? 彼は綾子を「梅小路綾子博士」と呼びかけて、彼女もまた不乱拳博士の弟子の1人だったことが判明。
戦後、敷島博士が戦死したものと思った綾子は京都に帰り、この某国の監視のもと、人工知能の開発にいそしんでいましたが、それには「京都の町を破壊したい」という願望が隠されていました。
なぜだ〜?! どうなるのだ〜?! というところで次回へ続く!
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