忍者ブログ

されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

まいたんフラッグ

に採用したいお写真です。

表面




裏面




厳選して選んだ30枚なのですが、むぅ… まだ迷いがあります。きりがありません。あえて、ベスト9のお写真は外しました。外したのか? ひとまず大きいお写真にして飾ってあるお写真と、先日、切手を作った時のお写真とは外しました。

もうちょっと悩んでから、決めようと思います。

それで、今度は何枚印刷するのか悩むわけですよ、こいつは…

拍手[1回]

PR

オプ子ちゃんのアンテナ

たきがは家の愛車オプ子ちゃんは、軽ながらトップスピードに乗るとぱわふりゃーに維持してくれる良い車であり、走行距離もすでに10万kmを突破したにもかかわらず、大した異常もなく、ぶいぶい走るできた車である。

しかし、そのオプ子ちゃんにも1つ、どうしようもない欠点があった。それは目立たないことだ。色がゴールドとシルバーの中間というありがちなカラーである上、軽なので背が低く、駐車場でうっかり場所を忘れると埋没しやすいということである。

背が低いのはどうしようもないので、諦めるとしても、色はもっと目立たせることができるはず! そう考えたたきがはは、最近お気に入りの真っ赤!でオプ子ちゃんを塗り直すことを考えたが、実行に移す前に、ほぼ理想的な真っ赤の車を近所で見て、意外とほこりが目立つことを発見、そして、現在のオプ子ちゃんの色が実にほこりの目立たない→洗車しなくてもいい色であることを実感したので、塗り替えるという話はつぶれた。まぁ、背が低いオプ子ちゃんであるから、たとえど派手に真っ赤っかにしたところで埋没してしまえばそれきりなので、この案は根本的な解決にはなっていなかったりするし。

そこでたきがはが次に考えたのは、オプ子ちゃんに、暴走族よろしくフラッグをつけるという手段であった。

しかし、ネットで探してみたところ、登り旗のようにほとんど動かないものにつける旗の印刷はあるものの、暴走族がつけているようなフラッグは見当たらぬ。しかも、このような旗にするためには、旗自体の頑丈さもさることながら、はたはたさせる部位の頑丈さも考えなければならぬ。むむむ… 駐車場で埋没しやすいのがオプ子ちゃんの欠点なんだから、走りながら、旗をはためかせる必要はないんじゃね?
という結論に至ったたきがはは、疑問点を解消すべく、メーカーに問い合わせてみたところ、車のアンテナにつけられるという話。そうだ。ともに走り、びんびんの耐久性を要求する必要はないのだ。大切なのはオプ子ちゃんを目立たせるということ、そのためのフラッグである!

ところが、オプ子ちゃんには、実はたきがはがまったく気にしていない欠点がもう1つあった。欠点というか、たきがはがラジオを聞く習慣がないもので、オプ子ちゃんを買ってから、アンテナを1度たりとて引き出したことがないということである。試しに引っ張ろうとしてみたが、すでに中で錆び付いているらしく、びくともしない。むむむ…

そこで、そんなことを言い出してから半月ほど経った本日、たきがははクレ56をアンテナにぶっかけてみた。待つこと5分、しかし、やはりびくともしない。むぅ、動かない。しょうがない、こんな時はプロに頼もう。というわけで、オプ子ちゃんを走らせること30分足らず、ダイハツへ行く。

事前に電話をしてあったので、サービスの人も心得たものだ。しかし、たきがはがオプ子ちゃんを預ける前に「一応、クレ56も噴いてみたんですけど、びくともしなくて」と言ったら、「ちょっときついですね」とか言いながら、アンテナを引っ張り出してしまったのである!!

ガ━━━(゚Д゚;)━( ゚Д)━(  ゚)━(   )━(゚;  )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!

自慢じゃないが、たきがはは非力である。握力テストでは常に平均に届かず、ガソリンスタンドでセルフを使わないのも給油口が開けられないからであり、さらに持ち歩きようのハンドクリーム入れ(100均の丸いの)もなかなか開けられずに5分くらい格闘し、確かに俺は非力なんだ〜ッ!!

しかし、ひとまずアンテナは無事に出た。後は、ここに取りつける旗なのだが、5×3でまいたんの写真を並べようと思っているんだよね。その写真の選別が大変なんですが、さて、どうしたものか…

ひとまず、ベスト10のお写真は外してみるべきか… けっこうあちこちで出してるし… やっぱり、意外なお写真がいいのではないだろうか… だが、オーソドックスなお写真もまいたんの魅力があふれていてこれはこれで捨てがたく… 悩むなぁ。

拍手[0回]

爆走、オプ子ちゃん(三春の滝桜探訪記)

4月27日、予報は雨。たきがはは求職活動の合間を縫って(その逆だろとか言っちゃだめ)、ついに満開になったという福島県三春の滝桜を見に出かけた。

8時過ぎにうちを出発して、国道1号線へ。今日はぎりぎり1時間で神奈川県脱出、横浜新道から首都高速に乗るのがスムーズでしたけん。まずは順調な滑り出し。
本日のルートは事前にMapFanでルート検索したもので、途中の細かいところは置いておいて、常磐道から磐越道に乗り、三春ICで下りるというものであった。
で、目指すは一路常磐道。高速道路の看板を見ながら、常磐道目指してひた走る。
で、うちを出てから2時間で常磐道に乗り、適当に休憩も済まして、心配していた雨に降られることもなく、磐越道に入り、船引三春ICで下りたのは12時過ぎであった。
そのまま、「滝桜こっち」の看板を目印に走り、ICで下りてから7kmばかりで滝桜の脇を過ぎて、駐車場に入る。
先日の土日は、ついに滝桜が満開とのことで、IC下りてから駐車場まで長い列になったとの報道もあったが、本日はあいにくの曇り空、予報は夜には雨だったせいか、いささか客足も鈍り、駐車場にも余裕で入れた。
そして、滝桜まで歩くこと300m、ついに、たきがはは念願の三春の滝桜にお目にかかったのである!



思わず拝みたくなる神々しさ。いや〜、1200年もね、この木がこうして伸び、栄え、花を毎年咲かせていることを奇跡と言わずして何と言おう。そう思ったら、思わず手も合わせたくなるってものですよ。美しかねぇ、すごかねぇ。1200年前に日本はまだ平安時代だった。三春の辺りに人はいたのだろうか。そう思いにふけると、先日、鎌倉八幡宮で倒れた銀杏だって800年というところなのだ。それより400年も長寿って、と単純に感動してしまうのだった。



もちろん、この桜を守るための地元の人たちの努力もあると思う。枝を四方八方に広げるのを支えているのとか。根を守るために周囲を立ち入り禁止にするとか。



周囲を歩いて、まずは左側から。



これは裏から。



おっと、こいつは滝桜じゃない。裏手の丘に咲いている桜だ。三春はこんな調子で、あちこちに立派な桜の木が咲いていた。滝桜の子孫もいるのだけど、ソメイヨシノっぽい桜も多いので、桜が好きなのかもと思う。



これも滝桜じゃない。



これは右手から見たところ。17日には雪が降ったそうで、珍しい雪の積もった滝桜なんて写真も売ってました。



これも滝桜ではない。駐車場に帰る途中で見かけた桜。思わずカメラを向けたくなる桜がそこらじゅうにあるのだ。びば、三春!



さて、たきがははその後、温泉に入りたかった。滝桜周辺の地図を眺めていたら、おあつらえ向きに「斉藤の湯」をいう文字が。よし! そこに行くぜ!

その温泉は地元の人や湯治客が来るようなひなびたところで、わしが今まで入った温泉の中で、硫黄泉を除いたら、いちばん湯ノ花が多かった。うん、多かった。なにしろ、わしより先に入っていたおばちゃんが、せっせと湯ノ花を網で濾しとっていたから。でも、たきがはは我が家の風呂には髪の毛一本、垢ちょっぴりでも許せんたちであるが、なぜか出先のお風呂では気にしないので、のんびりとつかっていた。個人的にはもうちょっとあちち、ぐらいの温泉のが良かったのだが、足先までほかほかしたので、あったまったようだ。リューマチや神経痛に効くというのは、わりとよくある温泉ですかね。

そして、お風呂から帰りに道ばたに咲いていた桜を撮った。左手。



右手。



こんな光景は三春では序の口なのだった。

その後、お昼を食べるために三春生活館とかいう、三春ダム近くの物産館へ。適当な食堂が見つからなかったので、2時過ぎていたから、どこでも良かったのだった。
そうしたら、食堂の上にもお風呂があったことが判明。最初から、こっちでも良かったなぁ。どうも、たきがはは行き先の情報をろくに調べずに行き当たりばったりでやってくるので、無駄が多いのだった。今回は特にな!

そして、滝桜も見たし、温泉にも入ったし、腹もくちくなったし、雨も降ってきたし、さぁ、帰ろうかなと思ったが、なんとなく三春ダムを見にハンドルを切る。



基本、わしはダムって無駄だと思うんで、あんまり好きじゃないんですが、できてるのは見たくなるんだよな。

さぁ、今度こそ帰るぞ!と思って坂を下り、そのまま船引三春ICまで行けば良かったものを、視界に入ったのが「不動桜」の看板。
ここまで来て、滝桜1本でいいのかい?と悪魔のささやき。そうだ、1本で満足できるのか? せっかく来たんだから、名物は全部見ておくべきじゃないのかッ? 1本で満足したら、桜ふぇちの名が泣くぞッ?!
というわけで、再びハンドルを切り、不動桜を見に行った。



むむむ! 美しい! びゅーてほー! はらしょー!
こうなったら、看板のある桜は全部見るぞ! と決心してしまうのが桜ふぇちであった。
まだ不動桜。



ちなみにこの桜は滝桜の子孫で、300年の樹齢だそうだ。300年でこれかぁ。1200年の重みを改めて感じる。
不動桜の幹にあるこぶ。



次なる目印はひとまず帰る方向に走って見かけた看板、地蔵桜だ。
その前に見つけた桜。これが地蔵桜だと思っていたら、違った。でも、これはこれで立派な木だと思ったのだが、地蔵桜を見てからだと、小振りだと思ったので、樹齢はそれほどじゃないと思う。



うん、アップでも撮ってみたんだ。



そして、これが本物の地蔵桜こと、紅枝垂地蔵桜である。



色といい、木の大きさといい、格段に上だ。
これも滝桜の子孫で、樹齢は350年くらい、だったかな。よく覚えていない。
滝桜という立派な桜のある三春町だが、ある時、一人のおじさんが、滝桜になるさくらんぼを鳥が食べ、種を遠くまで運ぶのだから、子孫がきっと周辺にあるはずだ、と考えて見つけたのがこの桜だそうだ。

こっちは紅枝垂地蔵桜周辺の桜。



これも。



こういう小さい桜があちこちにあるのが、三春のいいところだと思うんだ。角館も桜の町だったけど、三春も桜の町にふさわしいと思う。角館みたいにまとまってないけど、山のあちこち、三春を走っているとそこらじゅうに桜色を見かけるって滅多にないと思うんだ。

雨が滴っていたが、紅枝垂地蔵桜もアップで撮った。



いいなぁ。桜の季節になったら、沖縄から北海道まで桜と一緒に北上していけたら素敵だろうなぁ。

そして、もう1つ看板を見つけたので行ってきたよん。芹の沢桜という。説明書きがないので、樹齢とかわからないんだけど、立派な桜だ。



その後、お土産にとうちゃん漬け(正式名称は福島りょうぜんづけで、とうちゃん漬けはその1つ)を頼まれたのだが、三春の町になく、郡山になく、福島まで足を伸ばして、東北道を通って帰った。

所要時間は15時間。走行距離は820km。先日の長野が590kmだったので、いかに車に乗っていた時間が長かったかわかる。
今日のB.G.Mは「オウガバトル64(半分くらい)」「タクティクス・オウガ」「Baroque」「Dragon Quarter Breath of Fire V」「七ツ風の島物語」「機動武闘伝Gガンダム Round 5(途中まで。iPodちゃんがバッテリ切れ)」でした。

拍手[1回]

走れ、オプ子ちゃん!(長野無言館と上田城の桜紀行)

それは冷たい雨の降る4月16日(金)、たきがはは7時に起きて、8時にうちを出た。長野の無言館という美術館に行くためだ! Mapfanによるルート検索では推定4時間1分、途中で迷っても13時くらいには着けるはず?と踏んでの早起きだった。

まずは国道1号線を北上し、横浜新道に乗る。先日、房総半島一周の旅に出た時にはうっかり三ツ沢ICで下りてしまったものだが、今日は湾岸ルートではなく、第三京浜ルートなので、そのまま玉川ICで下ろされるまでひた走る。ぶいぶい

しかし、うちを発ってから1時間で神奈川県を脱出できず、早くも前途に暗雲が立ちこめる。その後、玉川ICを下りて、環八道路を北上、目指すは関越道路の入口、練馬ICだ!
ところが、なにしろ平日で雨のため、道路は止まりこそしないものの、だらだら走行。時計と地図とをにらめっこしながら、10時ぐらいには関越に乗れたらええの〜と適当に推測しつつ、ひた走る。

結局、10時ちょい過ぎに関越に乗れたので、今度は上信越道、東部湯の丸ICを目指してかっ飛ばす。すっかり高速道路走行時は120km/hが標準仕様になったわたくしめ、たまに真ん中の走行車線を走ることはあるものの、飛ばせるところではひたすら追い越し車線を走るという軽自動車(しかもターボでも何でもないオプティ・クラシック)にあるまじき暴挙に出る。
関越から上信越道に入るには、藤岡JCTで分岐。そこからぐっと車の数が減り、東部湯の丸IC目指して走るオプ子ちゃん。ぶいぶい

途中、横川SAで休憩。玉こんを食べ、玉こん大好きの妹さんにお土産を買う。ここに来て雨は小雨模様。持っていった大きい傘は、結局、一度も開かれずじまいであった。
さらに長野県に入ったあたりで雨は止んだものの、佐久ICまでの10個のトンネルがある区間では濃霧が発生、ヘッドライトをビームにして、ひた走る。ぶいぶい

群馬県に入ったりしながら、ようやく東部湯の丸ICで高速を下りる。

しかし、問題はここからだ。無言館は高速の入口から遠いので、ルート検索の案内マップを印刷してきていたものの、見慣れぬ道とて、どこをどう曲がるのかいまいち当てにならぬ(役に立たないじゃん!)。よって、首都圏と周辺の地図と首っ引きで、現在地を確認、まずは県道81号線に乗ればいいということが判明したので、走る。ぶいぶい

ところが、いつまでも81号線に乗っていてもいいわけではない。そのうちに「諏訪」なんて看板が見えてしまい、いや〜ん、諏訪っていったら、南長野の諏訪ですか? 諏訪湖のほとりにある北澤美術館には、たきがはがいっとう好きなエミール=ガレ作のつきよだけのランプ(リンク先は北澤美術館のサイト)があるのです〜v もう、そのままお持ち帰りしたいぐらいの幻想的な美しさで、これを見ると、美術品のために犯罪犯す奴の気持ちがわからなくないと思う(←をい)ぐらい惚れ込んでいますの。おほほほ
という点は置いておきまして(よっこらしょ)、本日の目的地は無言館ですので、諏訪は全然別方向です。むむ、そろそろどこかで曲がらねばなるまい、と信号の合間に地図を見ますと、国道152号線を経由して、県道82号線に入らなければならないようです。ふぅむ、この地図、全ての交差点名が書いてないのがわかりづらいんだよな〜 たきがはは首都圏近郊だけでも、全ての交差点名が書かれた地図が欲しかったのですが、衝動的に地図を買った時には置いてなかったのさ。コンビニだったから。ただ、日々、道路が建設されていく以上、いずれ地図は古くなりますので、そのうちにもっと大きいのを買おう。その時には交差点名が載ってるの、買おう。高いけど。絶対にわかりやすいし。
で、曲がるところを案の定間違えまして、もう、山勘で走らせます。おっと、それっぽい道路に出たぜ、いえ〜い。なに、誰に気兼ねすることのない一人旅です。そこら辺は間違っていたら、おとなしくUターンして、戻ってくればよいのですよ。幸い、オプ子ちゃんはUターンしやすいし。
としたところで、たきがは、空腹でした。ここで適当な選択をしたのが悪かった。見つけたチェーン店っぽいラーメン屋に入り、味噌ラーメンを食すも、いまいちだな〜とがっかり。無言館まで行ってからご飯にしようと思ってたんだけど、無言館の周りにレストランあるとは限らないし、いつ着くか怪しくなってきたし、と適当に決めたのが悪かったな〜

ちなみにたきがはのラーメンの美味しさ基準。

・スープを残す→うまくない
・スープを飲み干す→美味い

です。味噌、醤油、塩の順に好きで、九州にいた時にとんこつをさんざん(当社比)食べたので、とんこつはもう一生分食べちゃったから、今後は二度と食べなくてもいいかな〜と思うぐらい、とんこつは好きではありません。だから、最近、はやりの家系ラーメンてのが苦手(家系ラーメンは、わしの記憶が正しければ、90%以上の確率でとんこつ醤油味が基本)です。で、とんこつも食べるなら、博多系のあっさりとんこつは好きですが、熊本系のこってりとんこつは駄目です。
人生でいちばん美味かった塩バターラーメンは、洞爺湖畔のドライブインで食べたやつ。
味噌ラーメンは基本、どこで食べてもそれなりに食べられるので、初めての店では味噌ラーメンを注文することが多し。いちばん美味かった味噌ラーメンはいずれももうない店。
人生でいちばん美味かった醤油ラーメンは、横浜駅の西口で食べた屋台のラーメン。

閑話休題。

ま、大してうまいラーメンではなかったけど、腹はくちくなったので、先へ進みます。その時、自分がこのラーメン屋に入るように進んできた方向が逆だとわかったので逆進。やっとこ152号線に入りました。
その後、狭い道で観光バスとすれ違い(横川SAでも学生と遭遇した。旅行のシーズンには早いと思うのだが、最近の学校は始まってすぐに旅行行くのかにゃ〜)、地図を確認しつつ、13時過ぎにはまだ県道82号線を走っているような有様でした。
でも、ここに来て、やっと無言館の文字を標識に発見! 当日、わしはずーっとtwitterで実況中継(車を運転しながらなので、多少のタイムラグはあるが)をしていたので、13時半には無言館の駐車場にオプ子ちゃんを止めたのでした。



無言館の看板。



無言館の建物。中に入るとわかりますが、実は十字になってます。あんまり広いところではありませんが、じっくりと書かれた物を読んでいくと、1時間以上はかかるんじゃないかな。



桜がきれいだったので、建物を後ろに駐車場。赤丸がオプ子ちゃんです。

さらに第二展示館の失われた画布のドームにも行きます。

絵もそうなのだけど、本当はもっと絵を描きたかったのに、徴兵され、異国に、あるいは故郷に戻っても戦地でかかった病のために命を落とした人たちの1人ひとりの真実に打たれました。その年齢もみんな、今のわしよりも年下で、20代、30代の人が圧倒的に多い。中には奥さんや子どもがいた人もいるけど、結婚してわずか数ヶ月、数週間で出征しなければならなかった人たち、尊い犠牲と言うには、わしはやっぱり引っかかる。本当にこの人たちは死ななければならなかったのかとわしは思う。この人たちの死を、わしらはどんな教訓としてきたのかと思う。改めて、たとえ、その死が死ななくてよかった死だったとしても、この人たちがこうして絵を遺してくれたことを感謝して、わしはその死に恥じない生き方をしなければならないなぁと思った。

第二展示館には図書館も併設されていて、主に美術関係の本がたくさんあったのだけど、寒さがきつく、そろそろ温泉につかりたいのが本音です。で、手近な別所温泉に行こうと思っていたところ、「上田城千本桜祭」のパンフをはけ〜ん!
なにしろ、あちこちで書いて、このブログでも腐るほど書いてますが、たきがはは重度の桜きちがいです。そうでなくても今年は三春の滝桜が見たいんじゃ〜!と思っていたのに、この寒さでいつになったら満開になるのか戦々恐々としている有様です。そんな矢先の上田城千本桜だって! 見に行かなくちゃ! 桜だもの。
というわけで地図を見、上田城が意外と近いことを確認して、れっつごー上田城!



第二展示館を出たところにあったモニュメント。細長い溝に筆が埋まってます。
赤いペンキが印象的で、もしや、無言館に収められた画学生たちの筆か〜?と思ったのですが、そこまで大げさなものではなくて、現代の画学生の絵筆だそうな。確かに遺品とかだったら、風雨雪で傷むから、現実的ではないな。ペンキは、無言館の看板にペンキを塗られた事件が前にあって、いろいろな立場の人がいる中に建っているという意識のもと、復活させたそうだ。

無言館から上田城までは、駐車場を探す手間とかもありましたが、40分くらいで着きました。いや〜、なんか小雨ぱらついていて、寒いんですけど〜ッ?!

 

町中の桜。



街灯。電気じゃなくてガスってのがレトロっぽくて良い。なにより、この形が格好いい! ちなみに灯が入るとこう。↓



上田城でちょっぴり開いていた物産展で野沢菜と桜石けんを買う。真田十勇士の手ぬぐいはどうしようかと思ったのだが、十勇士と言われても、猿飛佐助、霧隠才蔵、三好清海入道しか思いつかなかったので諦める(あとの7人は穴山小介(穴山小助)、由利鎌之助、筧十蔵、海野六郎、根津甚八、望月六郎が基本だそうで、いろいろバリエーションがあるっぽい)。ま、わし、戦国大名って、特に誰が好きってわけでもないしな(だから、基本、戦国の多い大河に興味が湧かない)。
城内をぶらついて、桜を楽しむ。



入口。



埋め立てられた外堀を見下ろしたところ。



見事なソメイヨシノ。



この木は大振りなのがよい。



といったように、城内の桜はソメイヨシノはほぼ満開。しだれ桜、八重桜が寂しかった。



内堀の桜。そう言えば、千曲川沿いにも立派な桜並木があったけど、木はまだ小振りだったので、成長したらいいだろうな。



写真を選別しないのが、写真を趣味としていない人間のがさつさであると思う。



アップも。先日、日大藤沢に桜を見に行った時に、妹さんと「桜もすね毛みたいに、下の方でちょんぼり咲いているのがいいよね〜」と同意しあったものだ。



これは櫓跡の手前から振り返ったところ。上田城には天守閣が残っていないので、見学できるのは併設の歴史資料館と美術館、櫓跡のみです。



これは真田神社の桜。神社と聞いたら、交通安全のステッカーじゃ〜!と思ったのだが、もう閉鎖されていたので買えませんでちた。



上田城からの抜け道となっていた井戸。

というわけで、1時間ほど遊んだところで、寒さが限界に達する。スパッツ履いていたのだが、寒い!
駐車場に戻り、地図を確認。いちばん近い温泉はどこじゃ〜ッ?! ええと、上田バイパス沿いに発見。
早速、向かう。
ところが、この温泉、すでに影も形もなく、途中で見つけた太郎山温泉にUターン。
30分ほどつかる。



しかし、天気予報は伊達ではなかった。太郎山温泉に到着した前後から小雨がだんだんはっきりと見えるようになり、温泉でぬくもって出てきたら、霰が降ってるじゃありませんか! ややや!
だが、これから帰り足である。

再び上田バイパスに入り、上信越道の上田−菅平ICを目指す。むぅ〜 霰はひどくなる一方である。雪にならないだけまし?

しかも、そのうちに高速の電光掲示板が出てきて、佐久−横川SAはチェーン規制とあるし。うむ〜 そのためにオプ子ちゃんにチェーンは積んである。まさか、4月になってチェーンとは… 天気予報は当たったのぅ。

そのまま、高速へ。田舎の場合、併走するルートがあっても、高速を使わないとむっちゃ能率が悪いことは九州で実装済み。多少無理があっても、わしは高速に乗るんじゃ〜!

まずは東部湯の丸SAで給油。むぅ。さすがに長野は遠い。房総半島の時は給油1回で済んだんだけどなぁ。今回はほぼ満タンでやってきたけど、途中で給油する羽目になったか。



見づらいと思いますが、降りしきる霰か雪か霙か。東部湯の丸SAにて。
ここで、ガソリンスタンドのおじさんにチェーン規制について訊いたところ、チェーンをつけているか、スタッドレスタイヤじゃないと入れないよと言うので、そんな検問があるまで、まずは走っていくべぇと走り出す。
雪のために高速も50km/h規制中。わしもふだんの2倍くらいの慎重さで走ります。

ところが、佐久ICを過ぎて、10個のトンネルゾーンに入っても、いっこうに検問が見つからず。
しかも、確かに路面に雪は積もっているが、3月に一般道を走った時のように雪降っておっかね〜!って感じではない。ハンドルを動かさないで済むから? わしの感覚が鈍ってきてるから?
幸いというか、上信越道ではチェーンをつける待避所はけっこうあちこちにあるので、まぁ、やばいなと思ったらつければいいか、と判断して、そのまま進む。

とうとう横川SAを過ぎてしまったけど、雪がやむ気配もないのに、やっぱり規制といってもかけ声だけなもんで、群馬県に入ったことだし、そのうちに雪も雨に変わるじゃろうという甘い見通しのまま、進む。

やがて、藤岡JCTから関越道に合流。雨に変わったので、今までの慎重さ(当社比)はかなぐり捨てて(だって、おなかがすいてきたから)、飛ばす。ぶいぶい

飛ばして飛ばして、なにしろおなかがすいたもんで、飛ばして、高速のSAとかでご飯食べると高いから、できたら、一般道に下りてからにしたい! どうせ、練馬ICからは一般道を走るんだから、そこで晩ご飯食べたい!と決めたものの、時刻はこくこくと過ぎてゆく。7時過ぎ8時過ぎ… しかし、わしの目算では9時過ぎくらいには下りて、練馬IC近くのファミレスに入れたはず〜という記憶を当てにして、走る走る。ぶいぶい

晩ご飯を食べたのは9時過ぎ。

その後、第三京浜からはけっこう走ったので、手前の東名高速に乗ろうと決心。先日、県央道が海老名近辺だけ開通してて、東名とつながっていたらいいな〜という甘いもくろみによるもの。

しかし、東名の入口の案内がわかりづらく(東名という看板を左端の車線に出しておいて、直前で右端の車線にしたのは誰の責任じゃ〜?! 警視庁の馬鹿たれか〜ッ?!)迷ったものの、なんとか乗って、海老名辺りまで走る。もしも県央道とつながっていなかったら、しょうがないから厚木で下りる覚悟で。
だが、わしのもくろみは正しかった! 海老名JCTができていて、東名から県央道に乗れたのだ! やった〜! 海老名の人に聞いていたとおりだったぜ〜!

もっとも、海老名ICの降り口で現在地がわからなくて、とりあえず右手に川が見えるから、あれが相模川ね〜と見当をつけて、適当に走って、知った道路に出たのはここだけの話だ。次はもっとスマートに下りるぜ〜い。

うちに帰ったのは11時半過ぎ。そう言えば、房総半島一周の旅の後は、右足のふくらはぎが筋肉痛で痛かったけど、今回はそれはなかった。
味を占めたので、またそのうちに、どっかに行きたいと思います。

拍手[0回]

それゆけ、オプ子ちゃん(房総半島一周の旅)

というわけで、つぶやきで実況中継してましたが、房総半島一周の旅、行ってまいりましたよ〜 と言い切るには、今回も例によってアクシデントというか、単にわしの不注意というか、続きまして、こんなんで房総半島一周の旅なんて言っていいのかおら?!な感じとなりましたが、たきがは、オプ子ちゃんで日本一周の旅という夢はまだまだ執念深く持ち合わせておりますので、またの機会にリベンジしちゃれと思っています。

まずは10時にうちを出ました。いや〜、もっと早く起きるはずだったのだが…(´・ω・`)ショボーン 7時頃にうちを出たら、11時間で午後6時ぐらい、途中で1時間休憩しても午後7時ぐらいには帰れそうだぜ、いえ〜いとか言ってたのに、考えてみたら、4月1日は世間様では平日で、うちを7時に出ても、朝の通勤ラッシュに巻き込まれたら元も子もないじゃん!と思って、寝坊したのが運の尽きでありました。むぅ…

しかも! すっかり財布(相変わらず、捨ててやる!と宣言した財布をまだ使っているわけでありますが)に入っていると思っていたETCカードがなくて、またばたばた。結局、うちに帰って捜して、やっとスタートしたのは10時半というていたらくですよ、奥さん。

さらに、房総半島を一周するにあたり、まず目指したのが東関道を通って銚子、犬吠埼だったわけなんですが、うっかり三ツ沢で横浜新道を下りやがりまして、これが間違いのもと、その後、1時間ほど一般道を走り、鶴見駅前なんていかにも混みそうなところを通過して、やっとこ首都高の汐入ICに乗り直した頃には12時にならなんとしておりました。

まぁ、一度高速に乗ってしまえば、オプ子ちゃんの限界140km/h(までしかメータがない)を考慮して120km/hでぶいぶいかっ飛ばすのがたきがはの流儀でございます。ぶっ飛んでぶっ飛んで、一路目指すは東関道の終点、潮来ICでありました。
でも、そこから銚子までがまた1時間くらいかかったんだよね…(´・ω・`)ショボーン 日本って広いよな〜と無駄に実感。さらに銚子から犬吠埼までは9kmぐらいありまして、犬吠埼の灯台のふもとに着いた時には2時になっておりました。途中で給油。

しかも、4月1日は関東一帯が強風に見舞われておりまして、犬吠埼も暴風圏て感じで、波が大荒れです。



しかし、たきがは、灯台が大好きです。おっいら、岬の〜♪ 灯台守は〜♪じゃありませんが、灯台といったら見ずにいられません。強風が吹き荒れ、なんか身体も流されてしまいそうな犬吠埼で目指すぜ、灯台。



見上げるぜ、灯台。



たきがはが灯台好きなのは、ブラッドベリの「霧笛」の印象が強いからなんでしょうが、孤独と海に対話するって憧れるんですよ。
そんなことを言ってたら、そのものずばりの「霧笛舎」って建物がありやんの。



そして昇ったぜ、灯台。海を見下ろしたところ。カメラ毎吹っ飛ばされそうになる… たきがはの妹さんがぴっかぴかの一年生だった頃、強風に飛ばされたそうで、そういうの聞いてると、後から昇ってきた女の子たちが無事だったか、ちょっと心配になりました。



そして、何が楽しいと言って、階段ですよ、奥さん。



このすり減った感というの、みんながたくさん昇った感というの、年がら年中海風に吹きっさらされて、ぬれた感が、いかにも灯台〜! 犬吠埼〜!って感じでそそるのでした。ああ、楽しい。

さらに灯台を下りて、近辺を歩きます。すげ〜風だな〜うひゃひゃひゃ〜 とか笑ってる図は、ただの変態です。でも、うちの近辺じゃ絶対に体験できない、このもろ太平洋!って感じ、いかにも本州の最東端(本州でいちばん最初に日が昇るところです)って感じ、強風でならす犬吠埼のなかでも極めつけに強い暴風って感じがわくわくするのでした。



これは銚子とポルトガルの市が友好都市になった記念碑だそうです。



きっと、そこも年がら年中強い風が吹いているのだろうなぁと思うと、なんかうっとりしますネ。



さぁ、名残は惜しいが、そろそろ、犬吠埼を発たねばなりません。なんだかんだで飯も食い、風呂にも入り、一時間ぐらい過ごしてしまいました。これから九十九里浜を南下して館山に入り、房総半島一周の旅はまだ始まったばかりであります(`・ω・´) シャキーン

さらば、銚子。さらば、犬吠埼。
というわけで、地図を頼りに出発します。むぅ… よくわからないけど、30号線を目指して、海沿いに南下していけばいいんじゃないだろうか??
少々迷いつつ、また地図を確認しつつ、何とか入ったよ、30号線。

すると、そこらじゅうで見かける風力発電のでっかい風車。銚子ってほんとに風が強いところなんだな〜と改めて実感しました。



その後、30号線から九十九里ビーチラインに入りまして、ひたすら九十九里浜を南下。そして、さらに海沿いを走れるってんで、有料道路を選択。途中、一宮PAで休憩。この時点で5時近く。



相変わらず風が強いの〜
なんか、怪しげな雲が出てきたの〜



ここで調子よく走っていたので、よく地図を確認しなかったのがよくありませんでした。
そのうちに陽が沈み始め、やっとこ鴨川に着いた頃には6時過ぎ、辺りはすっかり暗くなってしまいました。その時、たきがはは127号線を延々と走っていたのですが、そうでなくても不案内な地理、目指すは房総半島最南端の館山市、はいいんだけど、うっかり館山という看板につられて、今日の目的は房総半島一周なんだから、127号線を走ってばかりいないで海岸線に出なくちゃいけないのに、暗いこともあって、安直に館山を選択したまま、やがて館山の次は富津(だったかな)という標識が出たのをいいことに、そのまま県道88号線に入ってしまったのであります。
あんまり山の中を走ってて、地図を見た時には、もう富津も通り越しておりまして、いまさら戻ってやり直すわけにもいかず、そのまま帰り足で東京アクアラインを目指したのでした… ごめん、ずるっこした。

8時頃に晩ご飯を食べて、木更津から東京アクアラインへ。
海ほたるに着いた頃にはもう10時だぜよ。しかも海の上ということもあって、ちっともやむ気配のない強風のため、オプ子ちゃん、滑る滑る。いや〜、あんなに横滑りしたのは久しぶりです。
あと、金谷からカーフェリーに乗って久里浜に入るという手もあったんですが、わし、アクアラインも通ったことないし、海ほたるに行ったこともなかったもんで、今回はこっちのルートを選択しました。しかし、カーフェリーにした場合、風のせいで動いてなかったら、しゃれにならなかったな…



ライトアップされた建物ですよ。

さらに、道路も撮りましたよ。



わし、川崎方面への道路に入るまで、ちっとも知らなかったのですが、海ほたるから川崎方面って、海の下をくぐるんですね! だから、海の上を走るのは木更津方面に行く時だけなんですね。だから、上の写真は木更津方面への道路です。ほとんど見えませんが。画面が流されているようなのは、風が強いので、カメラが固定できなかったせいです。

後は首都高から横浜新道に入って、うちに帰りました。横浜新道に入ると、後はどこにも曲がることなくうちに帰れるので、ほっとしますな。

うちに帰ったら午後11時過ぎでした。館山ではしょらなければ、もっと遅くなったんだなぁ。

次は長野の無言館(戦没した画学生の絵が置いてある美術館です)に行きたいと思います。雪が溶けたら行ってきまふ。

拍手[1回]

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

最新CM

(06/14)
無題(返信済)
(05/29)
(04/27)
甘くない態度(返信済)
(04/26)
謹賀新年(返信済)
(01/04)

プロフィール

HN:
たきがは
HP:
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

かうんたあ

脱原発意思表示Webステッカー

バタリーケージの卵を食べたくない!キャンペーン