忍者ブログ

されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

戦争文学を読む

朝日文庫刊。河村湊・成田龍一ほか。「いま、戦争を考える」シリーズ。

例によって1999年の対談をさも新刊ぽくまとめた1冊。しかし、新章を追加した辺りなんかは他の作に比べれば、まだ良心的だと思う。それにしても、どの本も「いま、戦争を考える」のではなく、過去に考えたのが主体になってるのが、このシリーズ・タイトルつけるのが何だかなだ。こんなんで商売成り立つと思ってる朝日文庫の良識を疑うよ、と言ったら言い過ぎか。

中身はけっこうおもしろかった。いわゆる日本の戦争文学について、いろいろな視点からぶった切り。それぞれの視点と、著者の視点がおもしろかった。読んでない本もけっこうある。

いわゆる戦記物にたきがはは食指が動かない。「父の戦記」のような、ノスタルジー色の強いのが多いから。あと、「あの時代も悪いものじゃなかった」とか「日本軍の全てが悪いわけじゃない」みたいな話は聞いてもしょうがないと思う。わしはあの戦争で何が行われたかをきちんと知りたいのであって、そういう言い訳めいたものには興味がない。

閑話休題。

ので、おいおいに。

それはそれとして、井上ひさし氏の「父と暮らせば」とか、古処誠二氏の諸作とか、対談相手の著作を持ってきて持ち上げるのは白けるからやめてほしい。

拍手[0回]

PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新CM

(06/14)
無題(返信済)
(05/29)
(04/27)
甘くない態度(返信済)
(04/26)
謹賀新年(返信済)
(01/04)

プロフィール

HN:
たきがは
HP:
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

かうんたあ

脱原発意思表示Webステッカー

バタリーケージの卵を食べたくない!キャンペーン