忍者ブログ

されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

チベット旅行記

川口慧海著。青空文庫刊。

うちのあいぽんで2200ページの大作です。序文こそ文語体でしたが、本文は口語体なので多少古めかしい口調でしたが読むのは楽です。

鎖国していたチベットに密入国した日本の僧、川口慧海のチベット旅行記です。まんま。

ただ坊主の常なんでしょうが、一般ぴーぽーを救ってやるという上から目線と、大日本帝国のエリートという自負があちこちに顔を覗かせており、読んでて気分悪かったです。

あと個人的には「この子を残して」の永井隆博士の時も疑問だったんですが、仏陀やイエス・キリストを最上位に置いている宗教者がどうして、それと同等か、あるいはそれより上に天皇(慧海の場合は明治、永井の場合はヒロヒト)を置けるのか、とんと理解できません。まことに日本的と言いますか、神を信仰していながら、それと同じくらいの強さでもって天皇を信じるのは本当に宗教家なんでしょうか? なかには神や仏を信じるあまり、天皇を否定して検挙された宗教家もいたはずなんですが。

時代的にはしょうがない部分もあるんでしょうが、そこがずーっと引っかかってて読んでるのがしんどかったです。

神に救われたくない人間は同じ人間にも救われたくないのです。余計なお世話ってもんですよ。

拍手[0回]

PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

最新CM

(06/14)
無題(返信済)
(05/29)
(04/27)
甘くない態度(返信済)
(04/26)
謹賀新年(返信済)
(01/04)

プロフィール

HN:
たきがは
HP:
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

かうんたあ

脱原発意思表示Webステッカー

バタリーケージの卵を食べたくない!キャンペーン