コング役のMr.T氏が「ロッキー3」でロッキーの相手役をやってるのは有名だと思うんですが、こっちのが後か前か?ってぐらい、はまってますな、ボクサー役。もともと腕っ節は強いんで、ぴったりとも言えます。
Aチームの財テクにボクシングの試合に投資しようと企んだフェイス。しかし、当のボクサー、ビリーが八百長試合を強要され、Aチームはコングをボクサーにでっち上げ、麻薬の密売も絡んだ八百長試合をつぶしにかかる。
タイトルにもなってるぐらいなんでコングが主役なんですが、コングは基本、芸幅が広くないので(いつもモヒカンだし)、他の3人の多才っぷりを楽しむとも言えます。ハンニバルのペテン師すれすれのスポンサーとか(さらにお色気シーンも)、フェイスのケーブル会社の修理工あんど実況も!とか、モンキーにいたってはコングのセコンドとして小物っぷりを演じ、さらには睡眠薬を仕込まれて試合に負けそうなコングを目覚めさせるのにも一役買い、いやいや、コングという柱があるからできることでもありますが、やっぱり凄いよ。
しかし、コング、テレビに映されて、Aチームだ!とばれなかったんでしょうか? 今回はそういう演出はなしでしたけんど。
あ、そうそう、フェイスの凄い特技を見た! 悪が金庫に隠したテープ、暗証番号がその愛人の3サイズと聞き出したハンニバル、フェイスが遠目に「95…」と見抜くとは、恐るべし、女たらし。さらに、これは何回か出てますが、ダイヤル音から発信番号を聞き取るとか、隠れた超人っぷり。
でも、そんなフェイスも、コングに「次はおまえの番だ」とか言われちゃうと形無しだ〜
そんな力関係のおもしろさもAチーム。
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