前半、総集編。後半はついにポリペイモスに追い着かれるも、トリトンの機転を利かせた戦いにポリペイモス、逃す。
総集編なんでつまらんの〜と思って見てましたが、そのうちにポセイドンの各海司令官も登場、ポセイドンにごまをする奴ばっかかと思ってたら、さすがに1回戦ったミノータスは言うことが違う。「恐ろしいのはトリトンではない、オリハルコンの剣だ」って。うーん、確かにそのとおり。
で、度重なる失敗にポリペイモスを罰しようとしていたポセイドンもやめることにし、新たにチャンスを与えることに。ただ、ドリテア、ミノータス、ポリペイモス、ネレウスと違って、各司令官、何か似たりよったり、いまいちなデザイン。出た時には間違いなく忘れてそうです。ちゅうか、30年前に見たのに覚えてないんですから、よほど印象が薄かったんでしょう。
あと、ゲルペス(だっけ?)にネレウスが「5000年前のことを知らない奴は黙っとけ」みたいなことを言ってましたが、ということは逆に、前回だったか、マーカスがポリペイモスに「5000年前の話が云々」とか言ってたんで、ポリペイモスとか5000年前から健在ってことですか〜? ポセイドン族ってそんなに長生きなんか? で、どうやら、再三、語られた(さすがに前回からなくなりましたが)、アトランティス大陸が沈んだ件は、ポセイドンの仕業だったようです。すげぇな、ポセイドン。大陸を一晩で沈めちゃうなんて。オリハルコンの剣がよほど超絶的な武器でなければ、トリトン、かなわないじゃん。ちゅうか、だから、ドリテアもミノータスもポリペイモスも刃が立たないのかも。最初から、ボスが戦わないと駄目なんじゃないかな。そういうRPGってないですけどな。
さて、そうとは知らぬポリペイモス、マーカスがポセイドンの命令を伝えると相変わらず「わっはっは」と高笑い。首の皮一枚で繋がったというのに緊張感なさすぎ。危機感ゼロ。だめだ、こいつ、やっぱり無能だ…。でも、ちょっと張り切って、ついにトリトンを追い詰めるわけですが、ポリペイモスの無能さって、部下に頼っちゃうところにあると思う。ちゅうか、剣を取れば、当然、トリトンより強いんだけど、そのまま押し切ればいいのに、アンコウに乗って、アンコウの誘引突起(と言うそうです。Wikipediaより。トリトンは「角」と言うてはりましたが)をトリトンに切られると、それが弱点どころか、切られただけでアンコウ同士が戦ったり、鮫を襲ったりしちゃうという欠点で、ポリペイモス、これで慌てふためいて、結局、トリトンを逃すという話。
ここで、アンコウ切られても、剣ではトリトンを圧倒してたんだから、そのままトリトンを倒すことに専念すればいいのに、慌てちゃって、アンコウに頭突きまでされて、ポリペイモス格好悪いなぁ。ちゅうても、悪役だからしょうがないんでしょうが。
ただ、ドリテアが前々々回で、最後はおおいかに頼らず、自分の総力を尽くしてトリトンと戦ったのを見ると、どんな時でもまず部下、というポリペイモスが格好悪いのはいかんともしがたく。
人気投票やったら、間違いなくこいつ、下だな。
で、今回は、それとは別に大西洋から来たというなぜかなまったイルカが大活躍。イルカ島のイルカどころか、イルやカルだって戦闘で役に立ってるの覚えがないというのに(ルカーはさすがに果敢に体当たりしてたりしますが)、「雑魚は任せてください」ってエイを同士討ちさせたり、すごい戦術的なキャラだったよ! トリトンもイルカ島の立て直しなんて頼んでないで、このイルカたちと一緒に行けばいいのになぁ。
今回もピピが素直でした。あんまり出番なかったけど。ピピにしてみれば、戦いは当然嫌なはずで、いままでもそういう演出を再三してきたわけだが、それでも大西洋へ一緒に行こうというあたり、健気さも加わってきたのかと。
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