ドリテア死す。
第1話から、敵役のトップバッターとして頑張ってきたドリテアが、トリトンを倒す功をポリペイモスから奪わんとしたところ、トリトンの反撃に倒れ、自ら海底火山へ身投げ。
ううむ、漢だな、ドリテア。
部下の銀鮫、腹心の部下であるおおいかのゲプラー、触った物を何でも石にするムチに、自在に伸びる髪の毛と総力を尽くしたけれど、トリトンの持つオリハルコンの剣の前に、検討空しく倒れ、死を選ぶとは。
対してポリペイモス、いまいちです。トリトンを追うのも部下にやらせてばっかだし、マーカスから叱咤されて初めて腰を上げる感じ。ううむ、そんなにインパクトがあったのか、ぢぶん? あるいはこのなさけなさだったりして。ちゅうても、たきがは、基本的になさけないキャラって燃えないんすよね〜 やっぱり外見だけだと思うんですが。
映像的にはちょっとあれもんでこれもんなところもありましたが、前半の、小屋に閉じ籠もったピピをイルカたちが慰めようとエンディングの大合唱になるところとか、ルカーの「それが女の子なんですよ」な話、一転して後半の、ついにイルカ島がポリペイモスの知るところとなり、大アンコウに囲まれたトリトンを、ドリテアがさらっていくところとか、話的には凄く見応えがありやした。いや、いつも、これぐらいの脚本くおりてぃを出してくれるといいのだが。
しかも、今回はトリトン孤軍奮闘。おおいかの渦に巻き込まれたトリトンを、さすがのルカーも追えず、最後まで1人で頑張りました。オリハルコンの剣の超絶的な強さが反則的でしたが、どうやら、ポセイドン族には、徳川家の村正並みの弱点となってそうな感じです。
さらに、次回は「イルカ島大爆発」ときたもんだ。盛り上がってまいりましたよ〜
ところで、たきがは魂の歌「Go! Go! トリトン」にて、「希望の星、胸に残して〜♪」というくだりがあります。ルカーと2人きりで孤独に戦うトリトンを描いたオープニングを見ていたら、「希望の星」というのはピピのことで、その面影を胸に秘めて戦いに赴くトリトン、なんて構図が浮かびました。
7つの海にポセイドン族の司令官がいるわけでやんすが、ドリテア倒したから、北太平洋はこれで安全ってことになったわけじゃないですか。もしかして、この先、ピピを安全なところに隠して、なんて展開はなさそうだけどな〜
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