監督:ジョン=スタージェス
出演:ワイアット=アープ(バート=ランカスター)、ドク・ホリディ(カーク=ダグラス)、ケイト(ジョウ=バァン・フリート)、ローラ(ロンダ=フレミング)、ほか
音楽:ディミトリ=ティオムキン
1957年、アメリカ
聞いたことのある監督だと思ったら「
マックQ」の監督でした。同じOK牧場の決闘を扱った映画には「
荒野の決闘」もありますが、あちらがワイアット=アープとドク・ホリディの婚約者クレメンタインの恋模様を描いているのに対し、こちらは完全に男と男の世界。ヒロインとしてワイアットと結ばれそうな女ギャンブラーのローラ、ドク・ホリディと腐れ縁というかどろどろした男と女の仲をずっと続けるケイトがいますが、あくまで主題は「OK牧場の決闘」で、ワイアットとドク・ホリディの友情が描かれるのも「
荒野の決闘」とかなり違うところです。
「どうせ死ぬなら、たった一人の友だちと一緒に死なせてくれ」と言うドク・ホリディの孤独さが、カーク=ダグラス氏が演ずるだけに際立つように思いました。でも、たとえ一人でも、そのために死ねる友人がいるのは幸せかもしれない。
そしてここでもディミトリ=ティオムキンさんが音楽です。西部劇には欠かせない人だったのかなぁと思いました。
たんぽこ通信 映画五十音リスト
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