監督:ジョージ=キューカー
原作:モーリス=メーテルリンク
出演:母・光の精・魔女・母性(エリザベス=テイラー)、夜の精(ジェーン=フォンダ)、チルチル(トッド=ルッキンランド)、ミチル(パッツィ=ケンジット)、ほか
1976年、アメリカ・ソ連
有名な童話「青い鳥」の映画です。しかし、なぜ米ソ合作? なぜ全編ロシア語? で主役がチルチル・ミチルじゃなくてエリザベス=テイラーってどゆこと?な疑問点もいっぱりありますが、特に奇をてらったところもない、普通の「青い鳥」でした。童話の方はよく覚えてないけど。1976年当時としては最先端の特殊効果なんでしょう、派手な映像でファンタスティックな世界観を確立、特に冒頭の炎の精や水の精が現われるところなんか楽しかったです。
ただ、映画として楽しいかと言われますと、Wikipediaによると興行的には失敗だそうだし、子ども向けの童話のはずなのに主役がエリザベス=テイラーっておかしいんじゃないかと思うし、夜の精にいたってはなんでジェーン=フォンダをキャスティング?ってぐらいな感じでした。
まぁ、いいんだけどな。1976年ってまだまだ冷戦まっただ中だったような記憶もあるんですが、一緒に映画を作るぐらいには仲が良かったということなんでしょうか? 疑問。
たんぽこ通信 映画五十音リスト
[0回]
PR