「ギャラクティカ」スペシャル版だったようで、いつもより長かったっす。日本語タイトル、例によって不明。「超時空バトル」ってなに? ギャラクティカはワープやハイパードライブのような航法は持ってないようなんですが。
アポロとスターバックが航行中の謎の宇宙船を見つけた。初めて出会う別世界の住人に、船団中が「地球の人間では?」とのニュースで沸き返る。船内には睡眠カプセルに眠る6人の男女と子どもがおり、その技術はギャラクティカのウィルカー博士にも未知のものであった。アポロはカプセルを開ければ彼らが死んでしまうかもしれないと案じ、宇宙船を元の軌道に戻すように主張するが、時遅く、カプセルの1つが開き、中の男が目覚めてしまう。彼はマイケルと名乗り、ルナ7からの逃亡者だったが、ギャラクティカを東部同盟の手先と勘違いし、敵対的な行動をとる。果たして、マイケルは敵なのか? ルナ7や東部同盟とは? そして、彼らがテラと呼ぶのは、ギャラクティカの求める地球なのか?
アポロの心配はもっともだと思うんですが、いきなり言葉が通じちゃうのが「ギャラクティカ」だ。ま、言葉が通じないと話が進まないからしょうがないんでしょうが、彼らを目覚めさせるのなんのと喧々囂々してる展開が、ちょっとたるく感じます。
で、たまに出てくる評議会、かなりうざいっす。すでに故郷の星がなくなってる状況で最初のメンバーとほとんど変わらないようなんですが、選挙とかしなかったんですかね。主役が軍人なのでしょうがないのでしょうが、なんか状況の把握がいつまでもできない理想主義な描かれ方はどうかと思います。でも、後半になるとアポロとスターバックに話が移行しちゃうんで、ギャラクティカそっちのけなんですけどな。評議会に吊るし上げくらったっぽいアダマも、まったく描写されることないし。
で、肝心のテラ=地球なのか、という件は、最後まで曖昧なまま。しかし、マイケルに曰く「地球(アース)とは大地を指す単語だから」というのはかなり確証を突いているのか。
でも、そのテラにも宇宙船を操る文明があり、東部同盟とそれに反対する人びとの戦いがあるのがわかり、どうしたものか、ギャラクティカ。安住の地を求める旅が文明人の戦いに首を突っ込みそうな気配。
いつもラストで「サイロンの攻撃を逃れたギャラクティカは〜」と流れるんだけど、このディスクになってからサイロンのサの字も出とらんがな。
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