たきがはの趣味は献血である。一時、サプリメントなんぞを飲んでいたので回数が落ち込んだが、なにしろ年齢の数はやるぞ〜!と変なところで意気込んでいる趣味である。
たきがはが献血を趣味とする、もとい好きなのは、
・血があり余っている(と本人は思っている)
・お手軽に社会貢献してる感じ?
だからである。
で、昔、マク○ナルドの桃シェイクを飲んで気分が悪くなったたきがはは、そのまま献血車に駆け込み、血を抜いてもらってすっきりした、という妙ちきりんな体験がある上、献血して気分が悪くなったことも、体調が悪くなったこともない上に、1回だけだが、「男性なみの比重ですね〜」とよくわからない褒められ方をしたので、どうやらわしの血液って優秀?な思いこみと、「血管が立派ですね〜」と褒められたこともあるので、献血と相性がいいようである。
おまけについてくるジュース(やり始めたばかりのころはヤクルトが多かったもんだが)とか、一部の献血ルームに設置されているTVつきとか、漫画が読み放題などというのは、本末転倒なのでどーでもいいのである。
しかし、本日、久しぶりに献血ルームに向かったたきがはは、思わぬ壁に直面した。
「体重計乗ってくださいね〜」
献血には知ってる人にはいまさらな話だが、200ミリ献血と400ミリ献血と成分献血ともう1個ある。実は200ミリと400ミリしかやったことがない。理由は簡単、成分ともう1つは時間がかかるので、ちょいと30分くらい献血してこうかな〜と思ったら、最近は40分くらいかかるそうだが、たきがはは何しろ前述のとおり、「血があり余っている」もんで、「10分くらいかかりま〜す」と言われて、だいたい2/3ぐらいの時間で終わるほど、血液の流れがいいらしいので、そんなに待たされない。だから、200ミリとか400ミリはお手軽な献血なのだ。
しかし、BMI指数が20に乗ったことのないたきがはにとって、400ミリ献血の条件、「めす:体重50kg以上」というのは実はなかなか厳しい関門であったのだ。ばば〜ん!
ところが、実家にいた時はその大台もさすがに人生30年も経つと軽々と突破し、夢の400ミリ献血デビューとあいまったわけであったが、一人暮らしを始めたら、また落ちた。しかし大台の前後を針がふらふらしているので、行ったり行かなかったり微妙なところだったのだが、ここ最近は体重計にも乗ってなかったのだ。
そして、採血された時にあっさりばれた。服を着たままでも大台に乗りませ〜ん。
ああ、血液の比重もいいのに、流れもいいのに、どうして体重くらいで400ミリ献血させてくれないんだい。
しかし、抜け道はあるものだ。正月に実家に帰った時は、第4の胃袋まで全開したように喰って喰って喰いまくったもので、あっさり大台を突破。しばらく大食いの癖がついて戻すのに大変だった。そうだ、正月明けに献血に行けば、見破られないし、堂々と大台に乗ってると言えるぞ!
次に献血できるのは当分先のことだ。行く前にちょっと食べ過ぎておこうと心に誓ったのだった。
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