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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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映像の世紀 第9集

ベトナム戦争でアメリカが敗退し、南北ベトナムが統一されるまで。

圧倒的な国力差があったはずのベトナムとアメリカ。アメリカが負けた理由にはいくつかあるだろうけれど、これでやったわかったような気がする。
ベトナムの国土がアメリカ軍にとって未体験の地であり、地の利で負けていたのみならず、ベトナム軍の地の利を最大限に生かしたであろうゲリラ戦に対応しきれなかったこと。
それまで負け知らず、特に第2次世界大戦でアメリカ軍=正義の軍隊というイメージを作り上げていたのが、同時に普及したテレビというメディアによって「アメリカ軍の爆撃に逃げまどい、傷つけられ、殺されるベトナム人民」の姿が映し出されることで内外にそのイメージをぶちこわしてしまったことや、長期化する戦争に国民の厭戦感が高まり、反戦の盛り上がりを抑えつけられなかったこと。
同じ社会主義国家であるソ連や中国の支援も含めていいだろう。けれどそれ以上に、アメリカ軍が「イエロー・モンキー」と馬鹿にしていたであろうベトナム軍の強さが予想外だったんじゃなかろうか。ベトナム戦争において、アメリカ軍は終始、侵略軍でしかなかった。「インドシナ半島の赤化を防ぐ」といくら大義名分を掲げても、統一を願うベトナムの人民には通じなかった。だから南ベトナムでベトナム解放民族戦線が結成されたんであろうし、どんな大義名分があっても人民への攻撃はそんなものを簡単に打ち消してしまう。

惜しむらくは映像のほとんどがアメリカ側から見たものばかりだったこと。せっかくなんでベトナム側からの映像を見たかったなぁ。

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