一心の看病の甲斐もなく、あつ子は死んでしまいます。最後に日本語で「ありがとう」と言い残して。
号泣する一心でしたが、翌日にはあつ子の葬儀のため、一度は自分の手で脱がせた死に装束をまた着せてやるのでした。
近所のおばさんたちも集まって、あつ子(玉花)の死を悼みます。
しかし、一心はその場にいたたまれなくなったのか、外に出ました。
そこへ、張玉花を探す松本さんが登場。
思わぬところでの出会いに、最初は腹の内を探り合うような2人でしたが、一心の亡くなった妹=玉花=あつ子とわかったところで、親子はまさかの対面を果たすのでした。
お父さんはあつ子の名を叫びながら家に入りますが、そこに横たわる死に装束の中年女性に「これはあつ子じゃない」と言います。でも、そこへ一心が表れ、信濃神社のお守りが証拠だと言います。どうやら、お父さんが買ってあげたのか、買ってあげたところに立ち会ったんでしょう。
改めてあつ子の死を認め、号泣する父でした。
2人は夜通しという感じで話します。日本で言う通夜って感じ?
しかし、実は召集されて鹿児島で敗戦を迎えたと言う父に一心は「なぜもっと早く来てくれなかった」と責めずにいられないのでした。そうすれば、自分はともかくあつ子は救えたかもしれないという思いが、一心に険しい表情をさせているようです。
翌日はあつ子の葬式で、親子は揃ってあつ子の棺を担ぎましたが、「驚くほど軽かった」と一心が独白します。まぁ、病気だし、貧乏だし。
そして、藩家屯の両親に挨拶に行きたいと言い出す父に、一心はまず自分から話すと言います。
その頃、楊所長のもとにはまた一心を密告する手紙が届いていました。
そこへ3日ぶりくらいに一心が出勤し、報告することがあると言います。楊所長にはかなり詳しい話もしているらしく、妹が死んだことや日本側の現場責任者・松本さんが実の父だったことを告げる一心。中国としては良くないらしく、一心はしばらく北京に残り、上層部で話し合うそうです。まぁ、権力者というのが良くないのか。
で、楊所長は、密告書は伏せます。いい人です、楊所長。
ちなみに密告書の中身は、一心が先日、玉花の養母を訪ねた時のことを書いてあり、帽子を深くかぶり、汚れた服や靴に白菜をぶら下げていたことを、曲がりなりにもエリートの一心がどうなんだという言いがかりのようなネタでした。
そして、2話ぶりにお父さん登場〜! キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!
癒されます、お父さん。
お母さんとお茶しながら、一心の妹を案じる2人。「一心の妹ならば、娘も同然」とはお父さんなら言ってくれると思ってたわぁv
お母さんまで「一心の妹なら、情の深い人でしょう」と絶賛です。
ところが、そこへ一心から手紙が届き、妹が亡くなったこと、松本さんが実父だったことを告げます。
見損なったぞ、一心! こんな大事なことをお父さんに直接伝えに来ないなんてッ!! (゚Д゚)ゴルァ!! おまえはそんな恩知らずな奴だったんかッ!!!尺の問題だったのかもしれませんが、やっぱり、ここは一心が伝えに来るべきだと思うんだけどなぁ。
そこへ松本さんが訪れます。あつ子が亡くなった時には雪がちらついていたというのに、お父さん、半袖です。もう夏か。季節の過ぎるのは早いものですネ。
お父さん、一心との思い出を話します。まぁ、松本さんのことを聞いてもな。
お父さんにとっていちばん辛かったのは一心がなかなか自分たちを父母と呼んでくれないことだったそうです。文革の時かと思ってましたが、お父さんのことですから、一心のためにする苦労は苦労ではないのでしょう、まじで。
再現VTRつきなもんで、見ているこっちも第1部を思い出してもらい泣きしますが、お母さんはちょっと険しい顔です。
そのうちにお父さん、松本さんが言いにくいだろうと「一心と暮らせ」と言い出します。「自分たちは戦後からずっと一緒に暮らしてきたから、後はあなたが」と! お父さん、いい人すぎです。でも、ほんとにそうなっても、「一心は今頃どうしているだろうね」と何も手につかなさそうなのもお父さんですv
松本さんが帰ったところで、次回に続く。
一心、再び、日本へ。松本さんちを訪ね、ようやくわだかまりが解けて、親子として打ち解けるも、またしても冤罪に巻き込まれる。
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