監督:ルキノ=ヴィスコンティ
出演:アシェンバッハ(ダーク=ボガート)、タジオ(ビョルン=アンドレセン)、ほか
見たところ:横浜シネマ・ジャック&ベティ
イタリア、年
ヴィスコンティの文芸映画。前日、完徹していたたきがは、冒頭のアシェンバッハが船でベニス入りした辺りからお休みモード、その後、切れ切れに目を覚ましつつ、ちゃんと見たのは半分くらいだったので、アシェンバッハが何でベニスに来たのか、完璧な美少年(ダルビッシュを彷彿とさせる)タジオに何を見出だし、何に絶望したのか、なんて辺りがよくわからず、疫病が流行るベニスから、どうしてタジオ母子が出ていかないのかもわからず、床屋で若作りの化粧をされたアシェンバッハの醜悪さと比べて、最後までタジオの美しいこと、アシェンバッハがその美しさに魅せられて死んでいくラストはわかるんだけど、何でそうなったのかがまるでわからんというていたらく。後で一緒に見に行ったままに「アシェンバッハの純愛に感動したわ~」と言われても「へぇ~」な反応しかできなかったのでありました。トホホ…
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