監督:ジョー=ジョンストン
出演:アラン=パリッシュ(ロビン=ウィリアムズ)、サラ=ウィットル(ボニー=ハント)、アランの父/ヴァン・ペルト(ジョナサン=ハイド)、ジュディ(キルスティン=ダンスト)、ピーター(ブラッドリー=ピアース)、ジュディとピーターの叔母(ビビ=ニューワース)、警察官カール(デヴィッド・アラン=グリア)、アランの母(パトリシア=クラークソン)、少年時代のアラン(アダム=ハン・バード)、少女時代のサラ(ローラ・ベル=バンディ)、ほか
アメリカ・カナダ、1995年
ロビンさん追悼に録画しといたんですが吹き替えだったなんて吹き替えだったなんて…(エコー) 見たことがなかったんで最後まで見ましたが、映画はやっぱりご本人の声を聞きたいですわい。
1969年、アラン=パリッシュは靴工場を経営する父とうまくいかず、学校ではビリーにいじめられていた。ある日、工場の建設予定地からゲーム盤ジュマンジを見つけたアランは、それを家に持ち帰り、ビリーに盗まれた自転車を持ってきてくれた女友達のサラとゲームを始める。しかし、2番目にサイコロを振ったアランは出た目の結果でゲーム盤に吸い込まれてしまい、サラも自分の出た目で吸血蝙蝠を出してしまい、逃げ出す。それから26年後、空き家となったパリッシュ家の豪邸に両親を亡くしたばかりのジュディとピーター、姉弟を引き取った叔母のノラが引っ越してくる。新しい生活になじめないでいた姉弟は、屋根裏部屋からドラムの音を聞きつけ、ジュマンジのゲーム盤を見つける。早速、ゲームを始めた2人だったが、ジュディの出した目では巨大な蚊が出現し、町中へ、ピーターの出した目では猿が出現、家の台所をメチャクチャにして外に逃げて行った。さらに出した目がぞろ目だったためにもう一度サイコロを振ることになったピーターはライオンを出現させたが5だったためにゲーム盤からアランも出現する。ライオンは叔母の部屋に閉じ込めたものの、このままでは叔母に叱られてしまう。そう思ったジュディはゲームを続けようとするがアランは両親を探しに行くと言って承知しない。しかしピーターの挑発的な言い方でゲームの再開を承諾したアランだったが、ゲームの順番がサラにあることを思い出して探しに行く。彼女は元の家に住んでいたが、アランの消失を目撃したために変人扱いされ、ジュマンジにトラウマさえ抱いていた。だが、アランが行方不明になったことで両親も破産し、失意のうちに世を去ったことを知ったアランは、是が非でもゲームを終わらせようと決心するが、サイコロを振るたびにゲーム盤からは恐るべき現象が出現するのだった…。
はた迷惑なゲーム盤に巻き込まれちゃったいじめられっ子と、そのガールフレンド、さらによせばいいのにゲームに参加しちゃった姉弟が頑張って試練を乗り越える話。
冒頭の短いエピソードでゲーム盤が埋められていたようで、それがちょっとわかりにくかったんですが、後でアランが掘り出したんでまぁ無問題。
それにしても次から次へといろんなことが起こるゲームで、町中が大パニック。それでも終始一貫してゲームを終わらせようとするジュディはいいお姉さんでした。ピーターも頭のいいところを見せて、姉弟が頑張れば、身体は大人だけど心は少年のままのアランも頑張るし、引きこもってたサラも頑張るし、最後は大団円のハッピーエンドが心地よかったです。
アランを執拗に狙うヴァン・ペルトは嫌な奴だなぁと思ったけど、お父さんと2役なんで、これはもうアランの父親へのマイナス・イメージがまんまヴァン・ペルトになったんだなぁと思って納得。そのお父さんともちゃんと和解して、最後はできすぎな気もしますが、26年もジャングルで孤独に耐えたアランには、これぐらいのご褒美があってもいいのかもしれません。
ロビンさんの笑顔が好きで、好きで好きで見ていたので、これはなかなかの名作でした。
改めてロビンさんの冥福をお祈りします。見ていない映画がいっぱいあるので、また機会があったら見ます。ロビンさーーーーーん!!! 。゚(゚´Д`゚)゜。
たんぽこ通信 映画五十音リスト
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