「ギャラクティカ」今回、いままでで最大のピンチです。ブーマーとマフィットという、あまり目立たないキャラが大活躍したり、いつもとひと味違う「ギャラクティカ」
サイロンの攻撃部隊に襲われたギャラクティカ。ブルー中隊に加え、全中隊が迎え撃つが、逃した攻撃機がギャラクティカのデッキと発着デッキを直撃、船内で火事が起こり、消火作業に追われる。さらにアダマ司令官が骨の破片が心臓に刺さるという重傷を負い、ブーマーらとともにアセナとボクシーは娯楽室に閉じ込められた。なかなか鎮火できないうちに、火事は広がり、最悪の事態も予想されたが…。
前回、新たに加わったシーバ、しっかりブルー中隊に配属になってたんで、準レギュラーのようです。
で、アダマ司令官、また怪我。しかも今度は重傷。でも、タイ大佐が見舞いというか相談に来てたり、指示をしっかり出してるあたり、この人がほんとに倒れたらやばくないか、な感じ。「なかなか消火できません」「船体を爆破して真空にしちゃえ」とか、誰か別の人が思いついてもよさそうなもんですが、爆破予定付近にどうもアセナとボクシーが閉じ込められているらしいから、誰も言えなかったんでしょーかね。
アポロとスターバック、最初の戦闘から発着デッキにヴァイパーで鎮火剤をかけるとか、最後は爆弾の取りつけ(糸が見えてしまうのは映像として問題あると思う。消すぐらいしてくれたまえ)まで八面六臂の活躍ですが、目立ちません。
で、今回はなんと、いつもアポロとスターバックという華のある2人についで3番目という位置をキープしているブーマーが、娯楽室で頑張ります。アセナとボクシーを庇い、自動で開かないドアを開けようと、孤軍奮闘、彼が戦闘機ならば、と言い訳しいしいドライバー片手に頑張ってるのに、ほかの面子は言うことないのかとか。あんまり増やすと大変なのか、とか。これでブーマーとアセナがいい仲になったりしたらおもしろいんですけど、どーかな、アセナちゃんや?
思うに、ブーマーとアポロとスターバックって、対照的なキャラなんですよね。父親が司令官で妹も軍にいる、エリート一家のアポロ、「失うものはない」という台詞と日頃の破天荒な行いに象徴される天才肌のスターバックに対し、ブーマーって、こつこつ実績をためて、いつの間にかアポロとスターバックの後ろをおびやかす努力家なんじゃないかと。で、きっと士官学校時代とか、エリートで前途洋々のアポロと、スキップしてきそうな天才肌のスターバックと、別に軍人の家系でもないし、ひらめきも見せないんだけど真面目で実直なブーマーと、そういう話があったらおもしろかろうなぁと思いました。書いてみたいなぁと思ってしまうのは、もはや同人野郎の性ってもんです。
今回はマフィットもパイプ通って大活躍。最後は倒れている消火班を助けに行くなど、お利口さんであります。生身だったら今回のような任務もできないわけで、ようやくマフィットのキャラが生かされた感じ。
ところでサイロン、最初の襲撃以来、沈黙。ここで戦闘機をたたみかければ、ギャラクティカ、大変だったろうに、そうしないところが悪役のツメの甘さっちゅうか。
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