原作は途中まで集めてたんですが、どっかで飽きて(たぶん25巻ぐらい…)、でもきれいに終わりました。何で飽きたのかは忘れましたが… 当時、「BASARA」も飽きた記憶があるんで、長いなぁと思ったようです。そのころの少年漫画って、なかなか終わらなかったよね。この話は、わしの予想に反してちゃんと終わったんですが。「BASARA」も完結したなぁ。
「うしおととら」より長い「アイシールド21」は飽きずに読んだんですが、これは完結してからのことなんで、どうも完結しそうにない長い話というのは根本的に駄目くさいです(「ガラスの仮面」とか「はじめの一歩」とか…)('A`)
とらと紫暮が好きでしたが、大塚さんと青野武さん(故人 ( ´Д⊂ヽ)が出演されてるOVAがネットに落ちていたので10話と短いし、見てみました。他のキャストはこんな感じ。
潮:佐々木望
麻子:天野由梨
真由子:冬馬由美
雷信:速水奨
十郎:矢尾一樹
かがり:鶴ひろみ
鏢:若本規夫
けっこう、わし好みの布陣です。
とらが大塚さんというのは「ガンバの冒険」のノロイを思い出すキャスティングなんですが(原作者的にはノロイのイメージは最終ボス白面の者に反映しているようですが)、冷酷無比で無情、絶対的な強さとカリスマを持ったノロイの部分も持ちつつ、とらは可愛い部分もあるので、ノロイの強さを持ちつつ、ラブリーなキャラでしたv
紫暮さんは1話だけの登場で、ちょっと残念。
全10話なんで、当然、長い原作は全て網羅しておらず、初期の妖怪退治ものの連作+オリジナルが1本でした。
第1話 うしおととらの出会い
第2話 学校で石喰いを倒す話。とらが500年も閉じ込められていたため、テレビを破壊するとか、原作どおりの展開
第3話 鏢の話。鏢は暗い過去と、けっこういけめんなキャラで、原作でも人気があったはず。ごるぁの前の若本さんなので格好いいv
第4話 これがオリジナルで塩沢兼人さんが出演
第5、6話 真由子が過去の霊能力者に間違えられて、首だけの妖怪・餓眠に追われる話と、とらが町に出て現代文明に四苦八苦させられる話(車にはねられる、香水が苦手、ガラスをすり抜けられない、妖怪は金属が苦手 ('A`))
第7、8話 海であやかしという巨大な妖怪と戦う話。とらが過去に長飛丸と呼ばれていたことがわかる
第9、10話 原作だと以降、準レギュラーとして出番も多い鎌鼬兄弟の話
原作だと第1話、第2話、(絵の中の鬼の話)、第5、6話、第3話、第7、8話、(3つほど飛ぶ)、第9、10話の順でしたが、3つめの絵の中の鬼の話はあっても良かったような… 30分でまとめるには辛いかな…
最後の「風狂い」は原作でも十郎の台詞で涙をしぼられた記憶がありますが、やっぱり、ほろっとしました。原作だとうしおととらが北海道に行くあいだに出会うので、麻子と真由子の登場は蛇足な感じもありましたが。
作画が荒れるということもなく、絵も原作のイメージを崩さず、もっと続けてほしいアニメでした。
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