監督:曽利文彦
出演:矢吹丈(山下智久)、力石徹(伊勢谷友介)、丹下段平(香川照之)、白木葉子(香里奈)、マンモス西(勝矢)、白木幹之介(津川雅彦)、ほか
日本、2011年
今年の初映画(しかも元旦)がこれってどうよな気持ちですが、まぁ、予想していたほど悪くはなかった。特に力石は原作のイメージを損なわない感じでした。
ただ、原作だと、丈と葉子の接近って、力石の死後だったもんで、今作のように葉子がやたらに出しゃばる展開というのはどうかと思いました。まぁ、続編に色気も見せないのは潔いと言えなくもありませんが、だからといって、葉子の出番を余計に増やしたり、全然脚本に反映されていない葉子の設定を増やしたりしなくても、単純に丈と力石の男と男の意地のぶつかり合いでも良かったと思います。
最後、力石が死んでからが長く、丈が帰ってきたところで終わるのは、やっぱり蛇足という感じがしなくもない。
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