どこまでタイトルで韻を踏めるかシリーズ。
電車通勤で困るのは、冷房が車内のどこにも満遍なく届くことである。たきがはには何しろエアコンの風は天敵なもんで、車内が涼しいのはけっこうなことであると思わないでもないのだが、しかし風に当たるのはごめん被りたいわけなのであった。
特に最近、立っていて気になるのは、後頭部に風が直撃することなのである。その対策として、はなはだ怪しいのであるが、帽子をかぶってしのいでいる始末である。そうすると今度は、風は首筋に降りてくるのだが、直撃受けるよりはなんぼかましだったりする。
父曰く、端の方が風は届きにくいそうだが、新学期が始まって車内も混んできた昨今、自分の居場所を選択するのは、座ることの困難さに次いで難しいのではないかと思う。学生なら、高確率で近隣の駅で下りると思うんだけど、その学生の前に立つことが困難なのであった。
実は座ってしまうと、人の壁で風が妨げられるのだが、頭頂部に届く風はいかんともしがたいのであった。
たきがは家にまいちんがいたころ、わしははむこさんの冷房は、全体を満遍なくではなく、寒さを感じた時のために逃げ場を作っておきましょうと読んだことがあった。だから、ほんとは我が家のようにエアコンオンリーよりも凍らせたペットボトルも併用して、暑いところと涼しいところを作ってあげると良かったのではないかと思う。一応、ペットボトルをまったく使ってなかったわけではないのだが。
つまり、たきがはは電車の中にも逃げ場がほしいと思うのだ。
最近は自己防御のために、風呂敷を持ち歩いて、寒くなったらかぶるなどしているんですがね。
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