たきがは本人を、あるいは当ブログとかサイトとかでたきがはをご存じの方々には信じられないような話であろうが、たきがはさんは、今の職場で「こんな激務に耐えられるのだろうか?」と心配されるようなか弱き女性に見えた、らしい(ここ、笑うところ)。
何しろ、毎日8時9時に会社を出るのが当たり前。人によっては夜中まで、休出もしている職場である。
しかも、たきがはは信じられないことに職場では紅一点なのである。いや、まったく。書いてる本人が鼻で笑い出しそうなことなのだが、これは厳然たる事実なのだ。こう書くと、いかに華のない職場であるのかわかってもらえると思う。
しかし、これがいわゆるエンジニアの現実ってやつらしい。男対女の比がいまだに9対1とか平気で言うような環境なのだった。
そんな男性陣(老いも若きも)の中に紛れた可憐な花一輪、たきがはさんは「大丈夫?」と上司の上司から、初日から心配されておった。
しかし、実はたきがはさんは、そんな気持ちはつゆ知らず、「大丈夫」の意味を「仕事をこなせるのか、こいつは?」と捉えていたもので、毎日とは言わないが、一生懸命働いておった。
しかも、先日、この職場で始まって以来、初めての面接が行われそうになり、これまたたきがはさんの心配性に拍車をかけておった。よほど、わしって、できが悪そうに見えるんだわ。確かに未経験だからしょうがないけど、くっすん。と思っていたのである。もう、これでくびになるようだったら、いっそ、オーストラリアにワーキング・ホリデーに行っちゃえ、ぐらいに思い詰めていたのである。
しかし、実は現実はそうではなくて、たきがはさんが痩せている(これは本当だ。生まれてこのかた「痩せすぎ」から触れたことがなく、400ミリリットル献血があこがれの的である)のと、ちょっとマイペースすぎるためにいろんな意味で心配されていたということを今日、初めて聞き出したのであった。
たきがはさんをご存じの方々にはへそで茶を沸かしそうな話である。
当人だって、今時の女をなめんなよ、ぐらいに思い、いざとなったら、男性と同等ぐらいに頑張る自信だってあるのである(さすがに完徹は辛いが、力自慢な職場でもないもんで)。ましてや、かつてはいつも納期に追われ、納期を守るためならえんやこらで、初めての海外旅行の一週間まえは、一週間も休むってんで、毎日、夜の11時まで残業して、仕事を片づけたぐらいである。たぶん、今、それをやれと言われたら、さすがにどうかと思うが。
いや、まったく。世の中にはまだまだ、女性と一緒に仕事し慣れていない人がいるものなんだなぁと思った今日この頃であった。
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