今日は砂原の民家を騒がすリノプロスを、５頭ほど倒して懲らしめてほしいという村長からの依頼を受けた。リノプロスはわりとおとなしい草食系のモンスターだが、頭に特有の突起があり、とても硬い。これで民家をどんどんたたくので、五月蠅くてかなわないということだった。ただリノプロスは、おとなしいが縄張り意識の強いモンスターだそうなので、その民家がリノプロスの縄張りを冒していたら、リノプロスには気の毒としか言いようがない。しかし、私がこの依頼を受けたのは、加工屋で作れる防具の中でリノプロスの頭の突起から採れる甲殻という部位を必要とするものがいくつかあって、それで少し集めたくなったのだから、私が依頼人の勝手さを責めることはできないだろう。
ちなみにドスジャギィも出没するので注意するようにとのことだった。
リノプロスの甲殻は１つしか持っていないので、今まで何度か砂原に行っているが、ほとんど遭遇していないことになる。ただ、リノプロスから採れる素材は甲殻だけではなく、生肉や竜骨などもあるから、単に運という場合もあるかもしれない。
しかし、私はリノプロスがどこにいるか、ほとんど記憶になかったので、やはりリノプロスとは１回ぐらいしか遭遇してないと言っていいようだ。
とりあえずリノプロスを探して砂原中を走り回った。最近はすっかりうざいだけのジャギィはよく見るが、リノプロスは最初に１頭遭ったきり、見つからない。
そのうちにドスジャギィが現れたので、私は先にそちらを倒すことにした。
１回だけ撤退したが、次にはドスジャギィを逃げるほど追い詰めることができ、倒した。後で聞いた話だが、私が今まで倒したドスジャギィの中ではいちばんの大きさだったそうだ。よくわからないなぁ。
それから砂漠に行って、夜だったのでホットドリンクを飲んだ。村長の依頼を受けると、収納ボックスのある自宅や集会場、農場に入れなくなってしまうのが欠点だな。それより、依頼を受ける前に、私も注意すればいいのだろうが。それにしても、この寒さ、アオアシラの毛皮とかではしのげないのだろうか？
砂漠を移動して、やっとリノプロスがよく出るところを見つけたので、４頭倒して終わりだ。おかげで甲殻も何個か拾えたので、新しい防具を作ってみよう。
村に戻って農場に行ったら、モンニャン隊に出したジェル、でにぼん、でこすけが戻っていた。でにぼんもでこすけもジェルに比べるとレベルが低いが、収集してくるアイテムの数に違いはないようだ。
特注よろず焼き隊で、生肉のほかに魚も焼けるので、どんなものになるのか確かめてみたが、魚の種類に関係なく、こんがり魚になるようだ。魚はなかなか捕る機会がないので、あんまり無駄に使いたくない。生肉を焼くだけにしておこうかな。焼くと、肉や魚のほかに、良質な灰というものができる。これは畑のウネのレベルを上げてくれる便利なものだ。
リノプロスから採れた甲殻で防具はいくつか作れるようになったが、今度はキラビートルという素材が足りないことがわかった。どこで採れるんだ、キラビートル…
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