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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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第13話

カラス岳を目指す7匹は、ガンバの「高いところは任せてくれ」という言葉を信じてリーダーにするが、カラス岳は彼らの予想以上に遠く、ガンバの猪突猛進ぶりに、とうとう皆はダウンし、ガクシャは足にまめまで作ってしまう。7匹が着いたのは牧場で、ガクシャの提案で牛をノロイに見立てた特訓をしようとするが、これも見事に失敗する。先に進む一行、しかし眼前に砂漠が広がり、ガクシャは遠回りでも安全な森へ行こうと提案、これに反発したガンバは砂漠行きを強硬に主張し、イカサマの提案でくじを引き、ガンバ、イカサマ、忠太、ボーボが砂漠へ、ガクシャ、ヨイショ、シジンが森へ行くことになる。森に入って間もなく、ガクシャは砂漠の危険さを思い出し、やはり4匹を引き止めるべきだったと言うが、シジンの耳は砂漠を襲った砂嵐の音を聞きつけていた。

ガンバのがきっぽさが鼻につく回。なにしろ町ネズミなもんだから、自然に疎いガンバ、それを隠そうとするあまり、電波塔に登った話などを持ち出して、自分は高いところが得意だと主張したあたりから、おかしくなる。なにしろカラス岳が遠い。おそらく人間の足でも1日以上かかるのではあるまいか。そういう距離をつかむこともせずにひたすら進め進めの狂気の進軍、イカサマじゃないが、「尻尾の堅い奴」をリーダーにしてはいけない。しかしヨイショも船乗りネズミなもんで、「陸は弱い」と公言、誰だよ、山に強いの。と思ったらいなかった。
さらにタイトルにもなっている「モーモー大作戦」もガクシャが立てるもんで失敗、しかもガクシャが足にまめを作ったことでガンバを恨んでるもんで、作戦からガンバを外し、2匹の仲はぎくしゃく。ここらへん、痛む足を引きずるガクシャと、それを煽り立てるガンバ、というシーンはすごくガンバのいやらしさ、けつの穴の狭さが際立っている。元はと言えば、自分の無鉄砲さから出ていることなのに反省するどころか「俺は仲間はずれにされて傷ついた」ってどの口が言うか、このど阿呆。ヽ(`Д´)ノ!
そしてラスト、砂漠のことなんか知らないくせにガクシャに反発したいためだけに砂漠行きを主張する身勝手さ、イカサマの提案は一見、公平で「恨みっこなし」なようだが、山登りですでに痛い目に遭わされたガンバをなおリーダーに据えようとするのはとても公平とは言いかねる。ちゅうか、食い物にすぐ反応するボーボが森に賛成しなかったのは不思議としか言いようがない。この仕分けは、おそらく次回以降の展開をにらんだのだろうけど、なんか親父組と若いのって不自然な分け方だなぁ。

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