バベルの籠城 第２３話

「真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍」の甲児の台詞「まるで新しい物語でも始めるために」って自己突っ込みかよ！　ヽ(`Д´)ﾉ 表紙は一刀両断にされる黄忠と、した黄信、花栄です。

そういや、すごくどーでもいいことなんですが、わしの「伝説のオウガバトル秘史」に出てくるサブキャラのケビンとチェスターは、この２人の声をあてている納谷六朗さんと大塚明夫さんがイメージだったり。

黄忠はじじぃのせいか、あんまり引っ張りませんでした。まぁ、むしろ、黄信と花栄の強さを明らかにする方が重要なんでしょう。三獄死もいろいろいるということで。しかし、身体を真っ二つにされても「かくなる上はワシの大技をもってしてでも」と言っているのはやっぱりしぶといです、三獄死。
ところが黄忠を「タコジジィ」呼ばわりした花栄が大岩を３つぶち抜く地味に強烈な弓で黄忠を射止めてしまい、ここに三獄死はまた一人倒れたのでした。

大作はあばれ天童と激動たるカワラザキの２人がかりで馬超と相討ちになったことを引き合いに出し、黄信と花栄の強さに驚きますが、近づいてきた２人に問答無用で気絶させられてしまいます　ｶﾞ━━(ﾟДﾟ;)━━━ﾝ!!!!!　敵なんか？　梁山泊といっても味方やないんか？！

気絶した大作は誰かに呼びかけられて目覚めましたが、そこは堅固な牢の中でした。大作に呼びかけたのは、一緒の牢に入っている素晴らしき人だと思うのですが、まさか、誰か別のキャラとかいるのだろうか…
それにしてもヒィッツさん、「いよっ！　元気？」とか言って、ノリが軽いです。

大作はヒィッツカラルドも捕まったのかと驚きますが、どうやら前々号で大作が２頭の犬と雪山越えを決行していたのは、予定の合流場所に向かうためだったようです。たぶん、じいさまと大作に化けた十傑衆は、そこで合流するつもりだったんでしょうな。

でもヒィッツさんは、今は大作の味方ですが、もともとはBF団の十傑衆ですんで、梁山泊とは一戦あったらしく、わざと捕まって、大作を待っていたのでした。ヒィッツさん、大作が捕まって良かったよね…　(´･ω･`)　捕まってなかったら、さっさと脱出するんでしょうけど。
「一応メシも食えるし」とか言ってるので、ヒィッツさんは美食家ではないようです。アルベルトとかセルバンテスとかうるさそうだよな…

さて、やっぱり梁山泊の指南を知らない大作に、優しいヒィッツさんは「おいとまがてら見物といくか」と案内を買ってで、牢の脱出を図ります。まぁ、何でも指ぱっちんで切り裂く素晴らしき人ですから、牢なんて意味ないだよね、ヒィッツさんには…　(´･ω･`)
見張りは「逃げられたぁ〜」と驚いてますが、ヒィッツさんに退屈しのぎに指ぱっちんされなくて良かったよね　(´･ω･`)

ヒィッツさんが大作を案内したのはエキスパートたちが大勢で訓練している場所でした。「BF団の中でも噂はあった」と言ってますので、バベルの籠城以前には知られていなかったようです。で、その訓練を見下ろしているのが黄信と花栄なわけです。

ところがそこに大作とヒィッツカラルドが逃げ出したという報せが届き、訓練を中止して探すよう命じる黄信と花栄。
ヒィッツさんはさっさと逃げようとしますが、大作が犬の心配をすると、だてにカワラザキのじいさまに飼われていた犬ではありませんので、かつてお銀ちゃんもされた唾液で見張りを壁に貼りつけて、逃げ出してくるのでした。犬つぇぇ

しかし、大作は梁山泊の頭領ですんで、逃げる必要はないんじゃないかと言いますが、ヒィッツさんが次に案内したのは囚われて解体されようとしてるんだか、単に調べられているんだかわからないけど、自由の身ではなくなったジャイアントロボと、BF団の球体兵器ラーだったのです！

でも、大作がロボを連れていたことで、何か話がありそうな黄信と花栄に見つけられてしまい、大作とヒィッツカラルドは包囲されてしまいます。
「今度は本気でやるしかないか！？」といつでもやる気満々そうなヒィッツさんですが、大作にしてみれば同じ梁山泊の仲間ですんで止めようとしますと、黄信に「何が仲間だ　このイカサマ小僧が！！」と罵られてしまいました　(´･ω･`)
しかし、花栄が「小僧の言い分も聞かにゃあ」と黄信を止めようとしますが、黄信は大作が頭領だと信じられないらしく、２人は喧々囂々の言い合いになってしまいます。
思わずため息をつく大作に「この２人を部下に置く自信ある？」とか言っちゃうヒィッツさん。なんかOVAの黄信と花栄も大人げないところあったけど、さらにキャラがデフォルメされてるような気がするのだが…　(´･ω･`)　でも、たきがはの脳内では納谷六朗さんと大塚明夫さんのフルボイスなんだけどね！　（・∀・）
ところが、それが２人の怒りに油を注ぐ結果となり、大作とヒィッツカラルドは大勢のエキスパートに取り囲まれてしまいました。
大作の制止も聞かずに指ぱっちんをかますヒィッツさんですた、「やなこった〜い！！」と大人げなく言ったわりには「峰打ちだ！！」って格好良すぎです。まさか指ぱっちんにそんな使い方があったなんて…　あったなんて…　あったなんて…　（エコー）

（´・ω・｀）

（´・ω:;.:...

（´:;....::;.:. :::;.. .....

しかし、梁山泊の指南２人相手には峰打ちというわけにはいきません。同じ切り裂く者同士、ヒィッツカラルド対黄信の対決が始まろうとしますが、「いずれにせよ…　この山ごと　木っ端微塵！！！」とか物騒なことを言い出したもんで、大作と花栄が止めようとするのも聞かず、黄信とヒィッツカラルドが戦わんとしたその時！！！

「そうはさせません！！」と２人の間に割って入ったのは、巨大な扇子だったのです！！　呉先生来た━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━!!!!　あんま老けてないけど、呉先生だ〜！　∩( ・ω・)∩　OVAだと泣きの誤先生だったけど、こちらではどうなるか…　そうでなくても武闘派ばっかりだから、呉先生であってほしいものですが…　GR=IIもGR=IIIもじいさまに壊されちゃったけど…　（ ´Д⊂ヽ

さて、呉先生の登場で大作にも事情を説明する機会が与えられたようです。そこで黄信と花栄は平謝りするのでした。
呉先生が言うには「九大天王の一角に座すハズだった」そうなので、単に大作が２人のことを知らなかっただけのようです。頭領になって、こういうところが紹介されないまま、バベルの籠城の決戦に行っちゃったわけだな…

そして、１０年前には韓信元帥の通達でここに残ったそうで、むぅ…　さすがは韓信と言うべきか…　「全ての戦力」とか言っておきながら、ちゃんと残してあったとは、さすが軍師　（・∀・）

そういう強者だったので、九大天王のバリアも効かなかったと納得するヒィッツさん。いろいろと穴が多そうなバリアだな、おい…　(´･ω･`)

で、１０年間、ここでせっせとエキスパートを鍛えていた２人は、呉先生とかの本部からの逃げ出し組とか、鉄牛や銀玲もここの出身かもしれませんが、大作の復活を聞いたものの、当時のままの姿とは夢にも思わず、それでニセ者扱いしたというわけなのでした。
あれ？　ということは、鉄牛や銀玲はこことは無関係？　あるいは、単にここに帰っていないから２人が知らないだけ？　ともかく、今は鉄牛と銀玲はここにはいなさそうな気配です。

また平謝りする黄信と花栄に、ヒィッツさんが「俺の指で真っ二つにならなくて」なんてからかうもんで、BF団には敵愾心の強い黄信と花栄、「十傑衆なぞに頭下げるか〜っ」とあくまでも強気なのでした。
呆れる大作に呉先生も「腕は立つのですが、あの通りで…」とがっかりしたようで、どうやら黄信と花栄に、Last Episodeの「腕に習った矢の数々は音に聞こえた小李広！　恐れはいらぬぞ鎮三山！　梁山泊の指南が二人、花栄に黄信、ここにあり！　よくぞ耐えたぞ、草間大作！　おぬしの姿に今は亡き、我らが総帥、托塔天王兆蓋殿の教えを見た！　真実とは問いかけることにこそ、その意味もあれば価値もある！　梁山泊の一同に替わって礼を言おう！　ならばここは我らに任されよ！　睡魂脱命剣！」ちゅう台詞が似合う時は来るのか、別の意味で心配なわし…　(´･ω･`)

どうやら呉先生も大作が少年のままであることに疑いを抱いたようですが、誤先生ではなくて呉先生なので、先に話を聞いてくれたところが頭脳派って感じで良いですな！　（・∀・）

呉先生が言うには「この砦を守ることだけが希望」なのだそうです。まぁ、本家の梁山泊もあんなだし、わからないでもありませんが、なにしろライセに敵うのはロボと大作だけですからなぁ…

しかし、やっと誤解を解いた黄信と花栄は心強い味方となります。大作も喜びますが、呉先生がここでまた不吉なことを言い出し、黄信と花栄は大作に願いを申し出ます。

「我らの悲願のため　ジャイアントロボとお別れして頂きたい！！」とは、いったいどういうことなんですか〜？！　ｶﾞ━━━(ﾟДﾟ;)━(　ﾟД)━(　　ﾟ)━(　　 )━(ﾟ;　 )━(Дﾟ; )━(ﾟДﾟ;)━━━ﾝ!!!!!　誰でもロボを使えるようにしろということでしょうか？　鉄人２８号みたいに？

以下次号！

• ジャイアントロボ
• CM(1)
• 2013/02/21 Thu.