バベルの籠城 第２４話

新連載の漫画、読みづれぇ〜 サブタイトルは「僕はどうしたらいいんだろう…」です。表紙は久々にロボと大作。

黄信と花栄に「ジャイアントロボを手放してほしい」と言われた前号のラストから、いきなりロボの大軍からスタート。いや〜、これだけいると壮観ですなぁ。しかし、ここにGR=IIとGR=IIIがいないのも寂しい限りです　（ ´Д⊂ヽ

指揮を執るのは黄信や花栄、それに呉学人といった面々。確かに大作がロボの指揮権を手放せば、こういうことも夢ではありませんが、すでにGR=IIとGR=IIIがライセの手によって呂布の意のままになっていたことを考えますと、その危険性は十分にあるような…
しかし、夢か現か幻か、ジャイアントロボ軍団はライセの居城に攻め込み、ライセが使っているBF団の兵器なんかもぶっ壊して、その絶対的と言ってもいいエネルギー吸収システムにより、ライセを滅ぼすのでした。

ちゅうのは大作が見た夢でした。しかし大作の表情を見ると、ライセに勝つのが悲願であるにもかかわらず、あんまりいい夢じゃなかったみたい…　(´･ω･`)
で、ヒィッツカラルドに「随分うなされていた」と心配されます。ヒィッツさんに、そんな人間的な一面があるなんて…　Σ(ﾟДﾟ)ｶﾞｰﾝ　OVAのままだと猟奇的な変態さんなんですが…　まぁ、銀玲を問答無用で殺そうとしていたあたりとかGR=IIやGR=IIIをぶっ壊そうとしていたあたりなんかを見ると、やっぱりそっちの方が本質な気もするんですが、大作の心配をしちゃうアニキなヒィッツさんもいいですな！　（・∀・）　ちょっと鉄牛ポジションで。

で、ヒィッツカラルドに「ロボがゾロゾロ出てくる夢でも見たんだろ」とか当てられちゃいまして、「俺につき合って　こんな所で寝るからだよ」と言うからには、そこはまた牢獄なんでしょうか〜？

ただ、ヒィッツさんにも指摘されてますが、全てはライセに勝つために黄信・花栄の言い分ももっともだと大作も認めます。しかも今回の呉先生はなんと！　「草間博士のかつての助手！！」　え〜？　ってことは呉先生いくつなんすか？　草間の乱はもう２２年も前も話となりもうしたから…　４０ぐらいのおっさん？　えらい老けましたなぁ…　そりゃあ、不惑（４０歳ね）になって誤先生ってわけにはいかないか…（←まだ信用してない）
それはそれとしても、呉先生の手によりラーも改造、GR=IIとGR=IIIをまた味方にしようとしていた時にも「GR=IIもGR=IIIも一応動くように呉先生に直してもらったから」と大作も言ってたんで、本気で地味に有能な人になった感じです、呉先生。

それにはつい先日、思い出したばかりの「幸せは犠牲なしに得ることはできないのか　時代は不幸なしに越える事はできないのか」が必要なんですが、大作は「思い出せない」と嘘をつきます。まぁ、だからロボ軍団の夢を見てうなされたりもするんでしょうが。

大作にもわかっているのです。ロボがいなければ、しょせんはただの子どもの自分。何の力も持たない自分。その自分を守るために国際警察連合もBF団も犠牲を払い続けたくないだろうと。自分がエキスパートのように戦えれば、もしかしたら樊瑞もカワラザキのじいさまもあばれ天童も倒れないで済んだかもしれないのです。

いやいや待って待って！

確かに大作が何の力もないためにOVAでも「最強のロボを得ると同時に大作を守るという犠牲を払う」というのは強調されてましたが、こと対ライセに絞って言えば、大作に何の力もないからライセの閉じ込められていた棺を開けることもできてしまったわけで（それが災いを呼んでいるわけでもありますが）、棺の力も大作が持ったわけで、大作がエキスパート並みの力を持っていたら、九大天王でさえ手も足も出なかったライセです。それは逆に倒すことが難しいわけで、黄信や花栄、呉先生の言うようにロボを量産したからといって、ライセを易々と打ち破ることができるようなら、何の苦労も要りませんが、ことはそう簡単に済むはずもないと思うんですが…　とたきがははロボ＆大作ファンですから、またまた贔屓目かよ！と突っ込まれそうですけど、ただ力がないというだけでロボを手放すというのは何か間違っていませんか、何か大事なものを見落としていませんか、と言っておきたいです。

確かに樊瑞、激動たるカワラザキ、あばれ天童の３人は大作を守るために命を落としたわけではありますが…　大作がロボを手放して済むような問題じゃないよねぇ？　ねぇ、監督？

しかし大作は迷っていて、ヒィッツカラルドや犬２頭が寝ているのを置いて、ロボのところへ「僕はどうしたらいいんだろう…」と相談に行きます。まぁ、さすがにロボも言葉は操りませんから、ただ大作を見守るのみですが、そう簡単に量産とか難しいんじゃないかな…　それだけでもなく…　(´･ω･`)

朝になりまして、どうやら皆さん集まって、出かける支度です。
で、相変わらず名前出ませんが、黄信・花栄と黄忠の戦いの時にいた幻術っぽいのを使う男性と、大作に隠れているよう言っていた女性がいちゃついてまして、大作が事情を尋ねますと、呉先生がまたラーを見つけてきたそうで、回収に行くようです。ちゅうか、ラーって、何台もあったんだ…　で、大作も一緒に行きたいと言い出したところ、歓迎されまして、みんなでお出かけです。
って、黄信、花栄、呉先生まで入っちゃって、これにロボと大作が加わったら、砦の守りが薄すぎるような気もするんですけど…　大丈夫なんか、これ？　(´･ω･`)　と思っていたら、ヒィッツカラルドが残されてて、両手の指ぱっちんを封印して、稽古という名のリンチに遭ってそうな…

どうも、BF団の方はビッグ・ファイア直々の命令だったんで大作に対して、たいがいフレンドリーな感じなんですけど、梁山泊の方がBF団に敵愾心満々なのは、１０年も経ってるんだから、いい加減にしようよって感じもしなくもないです。ただ、「タダメシ食わせる訳ないだろ〜」とか言ってるんで、いつまでも居座ってるヒィッツさんに働けちゅうことか…　ただ、ヒィッツさんは大作が砦を離れないから一緒にいるだけだと思うんだけど…　(´･ω･`)　あるいはこっそりヒィッツさんには大食いという裏設定がついているとか！　（・∀・）

けっこう大所帯で出かけた大作たち。ライセの目は大丈夫なんですかね？

と思ったら、前号で登場した孔明の一部を解析中でした。やはり孔明は死んでしまったようですが、残った脳を読み取り中。しかし、１０年も前に死んだのに、よく無事だったね、孔明の一部　(´･ω･`)　ガイアーの登場で燃え尽きちゃってもおかしくなかったろうに、こんな形で利用されるとは、孔明も痛し痒しってところですかねぇ　(´･ω･`)　これでライセにますます有利になっちゃうのは複雑な心境でしょうが、死んでるしなぁ…　死んでんだよなぁ？　ほんとに死んでんだよなぁ、孔明？　ヾ(- -；)　「返事がない。ただのしかばねのようだ」

しかもライセの張っている監視に大作たちが早速、引っかかってしまい、「実験といくか」と罠を仕掛けた模様。いいんか、そんなに簡単に見つかって？　(´･ω･`)

そうとは知らぬ大作たちはBF団の基地跡に到着。ラーをロボで掘り出します。ところが見つけたラーは残念なことに腐ってしまっており、使える部品だけ持って帰ることに。孔明の頭がよく腐らなかったものだと…（んがふふ）
で、腐ったラーを掘り出した時にロボがすっ転んでしまったもので、大作、地下に落っこちてしまいます。
幸い、大作には万里の壁というバリアがありますが、こういう時には骨折をしないで済むくらいでそれほど役に立たないようですが、まぁ、無事だし、出口もあるしというんで、引き揚げにかかるよう黄信が命じまして、大作は脱出にかかります。

すると、「地球の燃え尽きる日」でも初期（白昼の残月編あたり）に出たウラヌスを大作は見つけてしまいまして、最近にしてはわりと静かな引きで以下次号！

このウラヌスがライセの張った罠なのは間違いないと思うんですが、どういう罠なのか…　どっちにしてもロボがいるから大丈夫だと思いますが。それよりヒィッツさんしか強者のいない砦の方が心配だよ、おいら！

• ジャイアントロボ
• CM(1)
• 2013/03/21 Thu.