いよいよDVDも最後の話となりやした。Last Episodeのロボ語り、いってみよう〜!
銀鈴の大テレポートで梁山泊ごと聖アーバーエーへ。ロボの登場は、当然、大作と一緒だ!
しかし、呉学人は何を一人で納得してるのか、よくわからん。どこが「10年前と同じ」で、なんで「わたしはまた見ていることしかできないのですか」なのか。もうちっと周りを見てくれい。だから誤先生と…
それにしてもロボは頑丈だ。こんな岩にぶつかってもへでもない。ただ、ロボにしがみついている大作にいつもの細やかなフォローがないのが気になる。もしかして、ビッグゴールドに打ち倒された時のまんますか? あと、前話からの続きだとロボと大作は一緒にいなかったのだが、いつの間に、という話もあるが、そこらへんは
「そんなことはどうでもいい!」でスルーしよう。あ、別の話でしたっけ。
で、呉学人の思いついた作戦により、つながれるロボ。の前に呉学人を探しに来た花栄が「なんだ、こりゃ」って言われちゃうロボ。
失礼な! 花栄クラスになると、ロボが原子力ということや、一度、上海で大怪球に敗れたということは知っているものと思われる(そのわりには九大天王の戴宗の兄貴は原子力って知らなかったみたいだけど)。ので「なんだ、こりゃ」って台詞になるのかと。それにしては「こりゃ」ってなんですか、「こりゃ」って!
で、チューブまみれのロボ。
人物は左より、阮小七、阮小二、阮小五。馬に乗ってるのが花栄。
でも、ロボをつないでの起死回生の作戦も、大作が強固に反対するもんで、最初はロボなし。花栄じゃないけど、「どうやってロボなしで勝とうというのか」。
銀鈴を助けたい、でも何もできないでいる大作の横を高笑いして通り過ぎる幻夜と大怪球。につぶされるロボ。
ひえええ〜! これでよくロボが無事だったな、と。ちゅうか、呉先生のつながせたケーブルもよく平気だったな、と。
しかも、ここに残っているとこの後、ロボが大怪球をタイミング良く押し返す、のができなくなるので、センター炉心付近まで引きずられたものと思われる。なんちゅーことするんだ。
で、呉先生の立てた作戦が、アンチ・シズマ・ドライブによるシズマ・ドライブの暴走エネルギーを逆に利用して、さらに阮三兄弟の共鳴能力を利用して聖アーバーエーのセンター炉心にバリアを張ろうというものだった。防御は可能だが、攻撃がない。ほんとはそこにロボが要ったのだな。しかし、どうやったら、Episode 2でのシズマ博士の行動からこんなものを思いつくのか、そこら辺が智多星と呼ばれる由縁か、わかりまへん。
でも、大怪球もパワーアップ、反作用エネルギーを消費しきれなくてバリアが破られ、絶体絶命かと思いきや、大怪球を止めたのはロボだった!
上海の時は打ち負けたロボですが、今回は反作用エネルギーでパワーアップしとるもんで負けません。負けないどころか、ついに立ち上がった大作ともども大反撃開始。
常々、
ロボがいちばん好きだ〜!と広言しておるたきがはですが、この顔はいいですな!
ここは大作が迷いながらも立ち上がるところなんですよ。真実が何かはわからない。銀鈴を助けに行けないことをごめんなさいと謝りながら、それでもいま、できることをしようとついに大作が立ち上がるところなんです。で、自分が答えを見つけられるまで見ていてください、お父さん!と続くところで、大怪球に踏みつぶされまくった、踏みつぶされる一方だったロボがゆっくりと大怪球を押し返すところなんすね。大作の声に呼応して立ち上がるロボ、というのがたきがはのロボ&大作の好きなところの1つなんですけど、この顔ね、なんかロボが誇らしげに見えまして、Last Episodeももう何回も見てますが、初めて思いました。迷いながら、それでも答えを探そうと立ち上がる大作を、お父さんでもあるロボはとても誇らしげに思ってるんじゃないかって。
こんな顔とかね。
大作が迷いながら立ち上がって、でも戦うことに迷いを捨てた時、ロボも倒すべき大怪球だけ見てる、というのはなんとも痺れる構図であります。
で、上海では手も足も出なかった大怪球をぶん投げるロボ。
すげえ。
それにしても、無線のエネルギー転送で損失率が0.3%って効率いいっすよね。
大怪球の反撃を避けるロボ。
ここら辺、対ウラエヌス以来のロボット(相手は大怪球ですが、人造物ということで)大戦に熱くなります。大作が大怪球をぶん投げようと飛んでいくロボに腕を振り回していますが、あれ、すごくよくわかるっす。わしもそんな気持ちです。もう、たまらんです。燃えます。
で、大怪球のケーブルというかにつかまって、電磁攻撃も受けたけど、大作の「頑張れ、ロボ!」にやすやすとケーブルを引きちぎってしまうロボ。
いや、その前にいつも「ロボはロボットだから痺れんだろう」とか幻夜に突っ込み入れるんですけど。
ついに幻夜の真っ正面に現れるロボ。
で、殴る。大怪球を殴る。大作が「目をねらえ」と言えば、目を殴ろうとして、ついに大怪球の最大攻撃の一歩手前を喰らって、地に倒れるロボ。
でも大作は「ロボが呼んでいる」と、呉学人の言葉を無視してメッサーシュミットに乗って走り出す。
そこへ血風連が大作に襲いかかるも、梁山泊のエキスパートたちが助けてくれ、さらにEpisode 5以来、消息不明だった鉄牛との再会、戴宗・楊志の幻に送られて、ロボのもとに走る大作。
ちくしょー、涙なしには見られぬシーンだぜ。ここは初見から泣けるっす。大作を守り、送り出す梁山泊の面々や、この話の前半でちらっと生きていたことがわかる鉄牛が「言っただろ、これからは俺が守ってやるって」なんて言ってくれちゃうところとか、さらには戴宗の兄貴や楊志の姐さんまで復活しては、涙なしには見られぬというものだ。たきがはが「Gガン」で宇宙で孤軍奮闘するドモンのもとにシャッフル同盟とナスターシャたちが駆けつける、さらにガンダム連合が駆けつけるシーンが好きなのと似てると思う。
しかもロボの差し出された手が、大作を招いているようで良いというのに、草間博士まで復活するんですよ、ここ!
大作はお父さんが好きなんだな〜とまたしみじみ。RED版ではまだそこまでの絆は感じられませんしな。
で、壊れた左目に収まった大作は、「一緒に立とう、戦おう」とロボを促す。
ロボがこれに反応しないはずがない。どこまでも人間くさいロボである。
で、梁山泊の好漢と一緒に、つい「えい、えい、おー!」とやりたくなるシーン。
いや、やれ。
で、大怪球のエネルギーフィールドを突破すべく、その外壁を楯にするロボ。
口元のめくれ具合なんか、リアルで痛々しいっす。
しかし、外壁がもたなくて、吹っ飛ばされるロボ&大作。
その危機を救ったのが、衝撃のアルベルトだ〜!! いや〜、さすが人気No.1キャラ、出方も格好いいし、信念にあふれた台詞も格好いい。Episode 5での涙々の行方不明から、Episode 6では娘に宿って声と影だけ出演、ファンを待たせる待たせる、これでもかこれでもかと待たせて見せ場作るとは〜!
で、アルベルトがエネルギーフィールドを吸収してくれて絶命。しかもアルベルトは大作を「小僧」とは呼んだものの、国際警察機構の一員と認めてくれてるんですね。嬉しいっすね。敵にも認められる立派なエキスパートっちゅうことですもんね。だから、大作もアルベルトの死に感じ入るところはあるのだろうし、アルベルトが作ってくれたチャンスを無駄にしない。
ロボの総攻撃。
さらに最大攻撃ロケットバズーカ。
で、鉄牛に言われて、銀鈴を助けに大怪球に侵入するロボ。もーやりたい放題。
しかし大作間に合わず、幻夜は銀鈴を撃ち殺し、父親のちゃんとした遺言を聞いたところに登場。
で、幻夜に「こんな恐ろしい遺産」と言われてしまうロボ。
うーん、確かにそうかも。でも1つだけ違うのは、大作はお父さんを信じて、お父さんの言ったことを守ろうとしているんだってことだと思う。幻夜は、特にEpisode 6とかフォーグラー博士のほんとの遺言とか見たからかもしれんが、父親の遺志=復讐に凝り固まってるように見える。
1回語ったんで重複は避けますが、フォーグラー博士の気違いじみたラストは、ほんとに幻夜の妄想とかだったらどうしよう。それにしても、幻夜の言うように「一言でいい」からちゃんと伝えなかったフォーグラー博士も悪いんだけど。
でも、大怪球を宇宙にテレポートさせた幻夜の判断は、彼がほんとはBF団にいて破壊に手を貸すような人間じゃなくて、むしろ国際警察機構にもいないで、静かに研究とかやって過ごしたのが似合ったんだろうな〜と思わせるんである。
で、孔明曰く「GR計画の始動、そのカウントダウンが始まったのです」ということで映されるロボット。
どー見てもロボなんですが、GR計画というのはそもそもジャイアントロボとその兄弟機のはずだったんですが、もう1つのGR計画ってなに?と謎を残したまま終わる。当然、続きが気になる上に、未製作の他の話も見たいと思うのがファン心理。しかし、RED版はそのままOVAにはつながらなさそうだしなぁ(もう幻夜、別のキャラっぽいし。だいたい、中条長官、全然静かじゃないし)。気になります。
戦い済んだロボと大作。
次は長〜い大作語りで、ひとまず「ジャイアントロボ」レビューは終わりっす。
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