監督:リュー=チャーリァン
出演:チー=ミン(李連傑)、(胡堅強)、スマ()、師匠(于海)、ほか
中国・香港、1986年
いわゆる「少林寺三部作」の最後を飾る作品です。もちろん「少林寺」で李連傑ファンになったわしはリアルタイムで劇場に行きました。パンフレットも買ったんですが、手放しちゃったんでキャストが調べきれん…
清代の中国。悪徳総督・フー=スオに両親を殺された北派少林拳の使い手・チー=ミンと、南派少林拳の使い手スマが協力してフー=スオを倒すまでの物語。
「少林寺」から見ていると馴染みの方が多くて、あの人は「少林寺」ではいい役だったとか、三部作全部で悪役の人とか、そういうのもおもしろいです。
個人的には李連傑の女装は貴重だぞ〜と思いましたが、どなたかのブログで「また」と書いてあったんで「少林寺」「少林寺2」でも女装したっけ??? 村娘に扮して、胸には饅頭を入れて、大げさにけつ振って、けっこう楽しそうに演じていたので、見ているこっちも楽しかったです。わりとやさ顔だから、あんまり悪くないけど女装というのは一発でわかりますし。
ラスト、船で総督との一騎打ちかと思いきや、師匠も登場して、最後はヒロインが首をはねるという勧善懲悪な結末は、当時、けっこう話題になっていたようなならなかったような…。
李連傑が淡いロマンスというのも、三部作の最初から見ていると大人になったんだなぁと、本当はわしより年上の方ですが、この時は23歳とぴちぴちの若さなんで、おばちゃん感慨にふけってしまいました。
デビュー作の初々しさも楽しい「少林寺」、アットホームな「少林寺2」と合わせて鑑賞するのがお奨めですv
たんぽこ通信 映画五十音リスト
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