バベルの籠城編 第２話

サブタイトルが「１０年前」です。しばらく過去編が続くのかな？

例によって続きは下へ。

「ミカるんX」はクライマックスへ。しかし最終回と言わないのは第参部があるようですよ？　そしてあきさんはやっぱりミカさんの母親だった！
「マジンガー」では甲児たちがポップコーンまで揃えてミネルバXの回想見てるよ。映画館かよ。最後のDr.ヘルと十蔵博士のガチンコ勝負はなかなか良いけど、結局、この漫画ってそういうこと？

付録は速攻で捨てますた。 死んだはずの大作が生きていたことに驚く銀玲と鉄牛。なぜか列車に乗って逃げてますが、これってOVAで出てきたロボットに変形する列車ですな。

ロボの腕が開くとミサイルが無力化されるアンチ・エネルギー・システムが発動します。１０年経って、大作もロボを使いこなせるように成長したのです。

しかし、ロボが無力化できなかったミサイルが列車の方に飛んできましたが、指ぱっちんで爆発、ヒィッツカラルドが助けてくれましたが、言うことがふるっております。「あとで大作がヘソを曲げるからやっただけだ」って。うふふ…　ヒィッツさんたら、ツンデレｖ

でも、本来はBF団の十傑衆がなぜ大作の言うことに従っているのかと鉄牛が訊くと、ヒィッツカラルドは「草間大作を守れ」というのがビッグ・ファイアの命令だと言います。１０年前の「バベルの籠城戦」の時に、世界中のBF団の耳にBF団の˝神˝ビッグ・ファイアの言葉が響いたんだそうですよ。むむむ…　ビッグ・ファイア様に対する忠誠はBF団の皆さんは並々ならぬものが以前からうかがえましたが、神にまでなっちゃったんだ！

そこから１０年前に話は遡ります。ふふふ…　１回、２回で終わらないですよね、きっと。

舞台はいきなりバベルの塔です。おや、いつの間に。それとも「地球の燃え尽きる日」ラストの方で、BF団の本拠地はとっくにバベルの塔にあったんでしょうか？　その謎もこれから解明されるんでしょうか？

いきなり３コマぶち抜きで現れたのは十傑衆のリーダー混世魔王・樊瑞ですよｖ　もう登場時から石田太郎ボイスで台詞が再生されてます。
どうやら、樊瑞だけ孔明に呼びつけられたようですが、相変わらず腹の底を見せない孔明に、樊瑞は疑心暗鬼って感じです。

でも、孔明、OVAを通じても初、「地球の燃え尽きる日」で活躍した幻惑のセルバンテス、白昼の残月、赤影、衝撃のアルベルトの働きをねぎらいます。何かあったのか、孔明？　この人がたとえ口先だけでも誰かの働きをねぎらうなんて、あったか？　なかったよな？　しかし、この４人、いよいよ死亡確定？　バンテスおじさんと残月はわかるけど、赤影とアルベルトも？　そんなわけないよな？！　赤影とアルベルトが死んだなんて、わしは信じてませんよ！

しかし、孔明と樊瑞はビッグ・ファイアの復活（？　目覚め？　「地球の燃え尽きる日」のビッグ・ファイアがどのような状態にあるのか不明なんですけど、４コマ目を見る限りではバンパイアみたいに棺桶で眠りについているっぽい？　となるとOVAと同じで長い眠りについている感じ？）にあたり、最も目障りな「あれ」の話をしますが、例によって「あれ」が何なのかさっぱりわかりません　┐(´ー｀)┌　ロボかしら？

ところが、「ビッグ・ファイア様が現れるべき良き˝星並び˝の時に…！！　月にかかったかすかな「不安（雲とルビ）」とはこれか…！！」とバベルの塔を震わせて現れたのは、梁山泊の要塞でした！　なんと、OVAで銀鈴がやったように、誰かがテレポートさせたんでしょうか？

ここで樊瑞が「本拠地ごと」と言っているので、わしが再三疑問視していたように、梁山泊と国際警察連合は＝でいいみたいです。

ですが、さすがの孔明と樊瑞も驚きを隠せないようで、「連中の馬鹿さ加減も見上げたもの」と冷や汗を流す孔明には、今までの余裕が見えません。たぶん。いつもなら、「これもわたしの計算のうち」とか言うはずなんで、言わないところを見ると、やっぱり余裕がないと思うんだ。

そして飛び出してきたのは戴宗、中条長官、それと天童まではわかるんですが、たぶん、九大天王率いる国際警察連合の面々のようです。

そして、初めて軍師の格好をした韓信が「長々と戦いを続ける事こそそちらの思う壺と悟り、全ての戦力での最終決戦を決意したのだ！！　これぞ背水の陣！！！」と口上を述べます。いや〜、「地球の燃え尽きる日」以来、韓信がこんなに格好良く見えたのは初めてじゃないか。まじ、格好いいですよ、これ。

孔明も予測してなかったみたいで追い詰められた感じです。

で、韓信にそう決意させたのは大作のようです。ちゅうことは、バベルの籠城戦は大作の指揮下、始まったわけですな。うーん、世界最強のジャイアントロボを操るとはいえ、１２歳（草間の乱がすでに「１２年前」と語られているので、大作も１２歳と考えます。ほかに１０歳という決定的な言及がない限り、以後、OVAの大作と同い年とします）の少年にすぎない大作の判断が正しかったのか間違っていたのか（今川監督の場合、たいがい間違っていたりするんだけどさ…）はこれから語られる話で明らかになるのでしょう。
しかし、「時には仲間同士で争わせ　時には仲間同士の信頼を崩し！！　僕の父さんを利用して！　地球を燃やし尽くそうとした！！」という大作の口上を聞いている限りでは間違ってないようにも見えます。いや〜ん、ロボが格好いいｖｖｖ

そして、ディック牧、影丸、あばれ天童、九紋竜史進、神行太保・戴宗、静かなる中条が攻めてきますが、これを迎え撃つはコ・エンシャク、OVAでも破格の強さを見せた彼ですが、分身してるのは、いよいよ「実はアンドロイド」説が決定的になったんでしょうか？　それとも、大塚署長も分身したように、この世界の超人は分身ぐらいできるのか？
で、総力戦のはずなのに、大塚署長がこの場にいないのはどうしたわけか？　これは回想編が終わってから、大塚署長が登場するという伏線なのか？　いや〜、いくら鉄牛が「バベルの籠城戦に参加した者は全員死んだはず」なんて言ったって、誰も信じないでしょうけどね、九大天王と十傑衆の死だけは！！！

でも、なぜか決戦に参加しない樊瑞に、孔明は樊瑞だけ先に呼んだわけを語ります。OVAでもラストで言及した「GR計画」が最終段階を迎えたからだと言うのです。むむむ…　こうなると、いよいよ「GR計画」は「ジャイアントロボ」とは違うようです。じゃ、もう１つのGRというと…　銀鈴ロボ？！　なわけないし…

そして、孔明は樊瑞に「GR計画」のすべてを話します。
本当の「目的」を知り、驚愕する樊瑞に、孔明は「事実」を知る者は少ない方がいいと言います。
「まさか本気で…そのような事を…！！」と問いただす樊瑞に１ページアップで「全ては我々のビッグ・ファイアのために…です」と答える孔明。
さらに孔明は、十傑衆への今までの無礼を、この「計画」を進めるためだと言い、さらなる協力を願います。
礼を尽くした（んだろうな、この姿勢は）孔明に、樊瑞、迷いが吹っ切れたような顔で、今まで「孔明」と呼び捨てにしてきたのを初めて「孔明殿」と言い、孔明の策の奥深さに感銘し、「喜んで貴殿の計画達成の礎になろうぞ！」と告げます。いつも眉間に皺を寄せてたっぽい樊瑞が、何か晴れ晴れした笑顔ですよ。これは、まさか、樊瑞の死亡フラグなのかッ？！
孔明も樊瑞の言葉に「至上の喜び」とか言って涙しちゃって、２人は「ビッグ・ファイアのために…！！！」と宣言し合います。孔明の涙って本物？　どうも、この人はな〜

一方、外で繰り広げられる激戦。ロボはBF団のロボットを一撃で倒し、戴宗の合図のもと、バベルの塔に突入しようとしますが、巨大な手に行く手を阻まれてしまいます。その手こそ、樊瑞操る銅銭によって作られたもので（しかし、掌の真ん中に口があるのはどういうデザインなのか…　むぅ、ますますわからなくなってしまったぞ、アルベルト）樊瑞は「汚れた貴様達など一人（いちにんとルビ）たりとも通さぬ！！！」と宣言して、銅銭で像を造って、以下次号。

• ジャイアントロボ
• CM(1)
• 2011/05/20 Fri.