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1992年。阿賀を生きる製作委員会。

新潟水俣病の舞台、阿賀野川流域に生きる人びとの暮らしを撮ったドキュメンタリー映画。その年の日本国内の映画賞をかなり取ったそうな。
ありがたいことに方言には字幕付。わからないもんなぁ。

阿賀とは、地元の人びとが阿賀野川を信頼を込めて呼ぶ言い方だそうだ。阿賀のほとりで田んぼを守り続けるご夫婦。船大工を一人でしてきて船が造れなくなり、10年間船造りをやめてきたが、59歳のお弟子さんをもらって久しぶりの船を造った方、餅を作る方、水俣病未認定患者の方々。
雪深い新潟の大河、阿賀野川に発生した新潟水俣病の訴訟がなければ、1959年に封じ込められた熊本水俣病の訴訟もあり得なかった。
ヒロシマにナガサキがあるように、クマモトにもニイガタがある。しかし、いまも「あれは水俣病患者ではない(=ニセの患者である)」と言われるように根深い断絶の跡が残る新潟、水俣病がもたらした悲劇の大きさを思う。

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