監督:ジョン=ヒューストン
出演:レイチェル(オードリー=ヘプバーン)、ベン(バート=ランカスター)、母(リリアン=ギッシュ)、ほか
ザカリー家の養女レイチェルの前に復讐を叫ぶ男が現れたことから、平穏な暮らしは一変した。彼女を自分の妹だと言うアパッチに、長兄のベンは徹底抗戦のかまえを見せるが…。
テーマがとんとわからぬヘプバーンには珍しい西部劇。しかも、ヘプバーンがネイティブ・アメリカンの娘だってんで、タイトルもそこから来てるのでしょう。
赤ん坊の頃から白人に育てられたレイチェルにとり、いくら兄だと言われても、ネイティブ・アメリカンの世界は見知らぬ異世界。しかし、ネイティブ・アメリカンであることは彼女の罪ではないのに、その養父の犯した罪が、20年も経って彼女を苦しめるのは、いったいどういうテーマが内包されているのか、とんと見当もつきませぬ。
ラスト、レイチェルを取り戻そうとするアパッチを、ベンが撃ち殺させたことで戦闘になりますが、銃の前に「弾よけのまじない」程度で突っ込んでくるアパッチの特攻精神に
( ゚д゚)ポカーンとし、一時は家を出た次兄が戻ってきて、母親は殺されちゃったものの、兄弟仲良くアパッチを皆殺しにして、すがすがしそうに空を見上げるラストにいたっては、
( ゚д゚)、ペッって気持ちになり、最後まで、何が言いたいんだか、わかりませんでした。
┐(´ー`)┌なんだったんじゃ〜! ヘプバーンの名にだまされると馬鹿を見る、近年、まれに見る駄作っす。
ヽ(`Д´)ノたんぽこ通信 映画五十音リスト
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