監督:ビリー=ワイルダー
出演:リチャード=ショーン(トム・イーウェル)、娘(マリリン=モンロー)、ほか
妄想癖の強い結婚7年目のサラリーマン(弱小出版社勤務)が、アパートの2階に美人の若い娘がやってきたことで陥る、妄想を描いたラブコメディ。
マリリン出演でありますが、主役は何と言っても、ショーン氏の妄想であります。それも1つや2つではない上に、幻の奥さんまで現れて、突っ込みを入れられたり、殺されかかったり、当人も妄想と現実がごっちゃになって、友人を殴り倒すなど、爆笑もんの展開。
「浮気」とタイトルにはなってますが、実際のところはそこまで突っ込んだことはしてなくて、ほとんど当人、妄想が暴走してたりするのも無理はなく、原題は「The Seven Year Itch(七年目のむずむず)」なので、妄想シーンを除くと話は驚くほど進んでなかったり。まぁ、これも原題のままだといくらマリリン出演とはいえ、大したヒットが期待できそうにないから、もっとえげつないタイトルにしてしまったのだろうなぁと思いました。
この映画でいちばん有名なシーンは、何と言ってもマリリンのスカートが地下鉄の風であおられるところだと思いますが、何ですか、そのせいで旦那と離婚することになったそうで。むむむ…
マリリンの健康的なお色気にもめげず、襲うのは妄想だけにとどめたショーン氏の愛妻家っぷりは褒められていいと思います、はい。
たんぽこ通信 映画五十音リスト
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