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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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超級! 第10話

5日遅れで買いましたよ、「ダムA」。見当たらなかったので焦ったけど、ほかの雑誌の下にあったよ。GWの新刊攻勢に追いやられたのか。

例によって続きは下へ! だと思うんだ、アニメの第8話って。まぁ、「Gガン」自体がもともとギャグを真面目にやる話の上、実はドモンって「ガンダム」シリーズの中でも1,2を争う悲惨な主人公なんですけど、その「Gガン」の中でもグラハム夫妻の悲劇はミキノ母さんの悲劇とともに「Gガン」でもいちばん悲惨な話なんじゃないかと思うのですよ。

で、たきがはは新生シャッフル同盟ではアルゴがいちばん好きで、「Gガン」でいちばん好きな女性キャラってナスターシャなもんですから、第8話の完成度の高さは前半でも屈指のお気に入りなんですわ。

でもね〜、今回、すごくアレンジが入っちゃって、第8話が好きな身としてはちょっと気に入らんのです。話の筋はオリジナルのままで、そこにアレンジを加えるだけで良かったんじゃないかと思います。

漫画版は漫画版としておもしろいと思うのですが、今までもおもしろかったんだけど、ちょっとこれはな〜

オープニングは5年前の出来事から。ここはアニメと同じ展開です。アルゴの宇宙船が土星のステーションに衝突してしまった事故からグラハムの悲劇は始まります。しかし、アニメだと尺の関係もあって、この事故について、詳しくは語らないわけです。で、アルゴはノーマ=グラハムを殺そうとしたのか、という事実について、第38話でアルゴとグラハムがタッグを組んでドモンとアレンビーと戦うまで引っ張ります。まぁ、一部については第8話のラストでナスターシャが解説風に話してくれるのですが、それをどう受け止めるかはグラハム次第、それでも納得できないグラハムは、真相を求めてガンダムファイトの決勝大会にまでアルゴを追ってくる、という流れになっていて、チボデーやジョルジュ、サイ・サイシーほど雄弁には語らないアルゴ=ガルスキーという元宇宙海賊のガンダムファイターについて、くっきりとした像を浮かび上がらせてくれるのが一連のネオロシアに関するエピソードであります。

好きなキャラクターなんで、のっけから熱苦しく語っておりますが…

つまり、アニメだと2つの話で語られたアルゴとグラハムの顛末は、そのほかの話でのアルゴ自身の言動、ナスターシャの言動なども加えてふくらむことで、この「Gガン」の中でも異色の流れだったとわしは思ってるわけです。

漫画だと、宇宙警察に追われるアルゴたちの内部での会話があります。まぁ、ここは補正のつもりなんだと思うんですけど、アルゴが、自分たちの戦闘の巻き添えになった宇宙ステーションの生き残り、すなわちアンドリューとノーマを助けに行くエピソードというのは、蛇足な気がするんだよね〜 あと、宇宙ステーションが壊れたのもアルゴたちの宇宙船と接触したからで、宇宙警察の攻撃じゃないし。

で、その事故をアルゴに話すナスターシャ。漫画ではナスターシャが全般的に美人で嬉しい。下手するとヒロインのレインより美人である。366ページの表情なんかいかすので、このまま美人に描き続けてください。

さて、ところ変わってネオカナダ。アニメでは単に両手にかまえたランバー・アックスを振り回すのと、パワータイプらしく、格闘戦しか披露しなかったランバーガンダムでしたが、どこかの国のガンダム(お国がわからないのだが…)とガンダムファイトの真っ最中です。グラハムはアルゴに復讐するためだけにガンダムファイターになったという経緯の持ち主なんですが、アルゴを倒すためには自分も強くならなきゃならないので、ガンダムファイトしてるんだと思っておこう。

で、トルネードアックスという、両手のアックスを回転投げして、敵のガンダムに当てるというなかなか凶悪な必殺技を披露。まぁ、アニメだとドモンも苦戦してたんで、かなりの強者ですよ、ランバーガンダムは。
その映像を見るのがウルベとミカムラ博士です。

ところが、ランバーガンダムの強さを見るために撮った映像にキョウジが映っていました! どうやら、それでドモンとレインはネオカナダに向かった様子です。

で、2人がいるのがナイアガラの滝です。アニメだと、ドモンの疲れを癒してやろうとナイアガラで観光気分を味わおうとしたレインが結局、ドモンと痴話喧嘩をしてしまう場所ですが、漫画のレインは何か勝手にデートと勘違いしてる模様… でも、ドモンがここに来た理由は別にありそうです。

そこへグラハムが登場します。ドモンとグラハムはそれぞれ、キョウジとボルトガンダムの情報を求めて話し合いますが、妙な意地の張り合いでなぜかガンダムファイトに。

アニメでもグラハムに手も足も出なかったドモンでしたが、ここでもナイアガラの滝に投げ飛ばされてしまいます。よわ…

で、アニメだとグラハムはボルトガンダムの情報を求めて、レインを人質に取りますが、漫画ではレインがグラハムの後を追っかけたようで、先回りして小屋で待ち伏せてます。ちょっと抜けてるところとドモンとのバカップルぶりが目立つレインですが、アニメのような才色兼備ぶりは健在のようですネ。ただ、もうちょっと美人に描いてほしい…

さて、ドモンがファイトの最中にボルトガンダムの情報をべらべらしゃべってしまったもので、グラハムにとっては用がなくなったわけなんですが、彼が3ヶ月ほど前にキョウジと会っているので、レインは彼の情報を求めまして、思わぬ言葉がグラハムの口から出ました。

「キョウジは俺の親友だ…!」

( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚)

いきなり重要なオリジナル設定の登場ですか! 第38話って、シュバルツの登場はなかったはずなんだけど、これが後の展開にどう絡むのか興味津々であります。というか、覚えておかないと… φ(.. )メモシテオコウ

アニメだとグラハムが奥さんのメモリアルに飾っていた写真にキョウジまで写ってるよ! しかし、このキョウジ、妙に少女漫画タッチ…??

で、グラハムの話によると、3ヶ月前、キョウジが小屋を訪ねてきたことが判明。この時期はちょうどランバーガンダムがどっかのガンダムと戦った時期、つまりウルベとミカムラ博士の見ていた映像と合致します。でも、キョウジは一晩休ませてもらったきり、何も言わずにグラハムの小屋から姿を消したそうです。

それでレインがグラハムの妻について訊ねると、彼女はアルゴによって殺されたとグラハムの返事。レインがいぶかしげな表情をしてますが、前回、アルゴと戦った時に何か話をしたわけではないので、何か違和感あります。アルゴについては、何度も脱走を繰り返す囚人で、ネオロシアのガンダムファイター以外の情報はないはず。彼の人柄はドモンさえ、元宇宙海賊とも知らないはずなんだけど、どっかで聞いたんだろうか…

さて、グラハムは5年前の事故について、アルゴに攻撃されたと記憶している模様。しかも、ノーマとのあいだに降りてきたアルゴによって、妻を宇宙空間に放り出されたと認識している模様です。ちゅうか「必死にしがみついていた妻を…」の後には何が続くのだ? しかし、グラハムは目の前で妻を失った絶望感で気絶してしまい、宇宙警察の船で目を覚まし、破壊されたステーションを見たのでした。グラハムは宇宙に放り出された妻の姿と、アルゴの顔がまぶたに焼きついて離れないと言います。

それでアルゴを殺すと語るグラハムをあの手この手で止めようとするレイン。ここ、ギャグ調のレインは要らないと思う。その後で、いきなり胸をはだけちゃうグラハムのカットもなんか不要だと思う。ギャグに落としちゃうと、この話のシリアス成分が思い切り薄れるんだよな〜 「これはガンダムファイトではない! 裁きなのだ!! 私の妻(ノーマ)を殺した殺人者への!!」というグラハムの台詞がなんか浮いてしまうわけですよ。
あと、ついにネオロシアがやってきて(前のページでナスターシャが次のガンダムファイトの相手はネオカナダと言ってアルゴに5年前の事故の映像を見せて発破をかけている)グラハムは戦いに赴くわけですが、「主よ」と祈るシーンも、レインが茶々を入れるシーンも復讐鬼グラハムには不似合い。そんなものはとうの昔に超越してる気もするので…

さて、アニメだと、ドモンがネオカナダにやってきたネオロシアのゴルビー号(ボルトガンダム収納)上でナスターシャと協定を結び、先にランバーガンダムと戦うという話になるんだけど、アルゴがボルトガンダムで出撃するという展開になりますが、そこら辺の流れはいっさいカットで、いきなりボルトガンダムとガンダムファイトです。
わしとしては、グラハムに仇と憎まれても、拳でしか語れぬ不器用な武闘家らしく、ガンダムファイトでぶつかろうとするアルゴがあえてグラハムの挑戦を受け続け、言い訳は一切しないというところも好きなもんで、そういう要素をカットして、ボルトガンダムとランバーガンダムのファイトへの流れというのはいささかもの足りません。アルゴのしたことをグラハムがどう受け止めるかが第8話から第38話への流れでありまして、そこは主要なデビルガンダム戦という流れには絶対に絡んでこなかったんだけど、でもアルゴ=ガルスキーという寡黙なキャラを語るには欠かせないエピソードだったと思うからです。
そういや、アニメだと「ロッキー山脈で待つ!」と、「Gガン」らしくアバウトな指定をしてきたグラハムですが、漫画だとナイアガラの近所にいるらしいですよ。その方が探しやすいだろうけどね。

さて、ボルトガンダムのグラビトンハンマーを落としたランバーガンダム。しかし、2ちゃんでも指摘されてたけど、ガンダムの描き方が今回荒いのか、ページめくったらいつの間にボルトガンダムが倒されていたのかわからんかったですよ。わしは基本、「超級! 起動武闘伝Gガンダム」のためだけに「ダムA」を買ってるもんで、ほかのガンダム漫画は目を通すぐらいなんですけど、メカが主体の漫画って、全然わからないんだよね、ガンダム知らないから。でも「Gガン」だけはだいたいのメカは見ればわかるんで、ちゃんと描分けてほしいわけなんですよ! 421〜422の流れはおかしかろう?!

さて、ダブルトマホークで地面に貼りつけにされ、ピンチのボルトガンダム。ランバーガンダムはさらにビームチェーンソーという武器を出し、ボルトガンダムならぬアルゴにとどめを刺そうとします。
ところがいつの間にかコクピットに入ったレインがグラハムを止め、グラハムはレインを気絶させてしまいます。
でも、その間にボルトガンダムは拘束から逃れ、アルゴも反撃でランバーガンダムのコクピットを狙ったもの(とは言うものの、ボルトガンダムはアックスを投げて、それがたまたまコクピットに刺さっただけなのかもしれませんが)で、グラハムはいよいよ殺る気満々になるのですが、あいにく、足下が崩れ、落下してしまいます。ここはアニメと展開同じ。慌てて崖につかまるものの、穴の空いたコクピットからレインが落ちて、グラハムはレインを助けようと手を出します。

その時、滝の下に落ちていたシャイニングガンダム内のドモンが目覚めます。「今まで気を失っていたドモン」って格好悪〜 まぁ、ネオカナダがらみの話はドモンの影が薄いんですけどね。
目覚めたドモンは目の前のランバーガンダムのピンチ、しかもそれにレインが巻き込まれていることを知ります。
グラハムも「これではあの時の私たちと同じだ」と自分が憎むアルゴと同じことをしてしまっていることを謝罪しますが、それにしてはドモンとの絡みが今まで全くないので、どうにも台詞がつながりません。アニメだとドモンはレインを取り返そうとグラハムの小屋に行くし、ちょっと説教めいたことも口にするわけですが、何しろ「今まで気を失っていた」で片づけられてしまったもので、グラハムに謝られてもドモン、わけわかめなはずです。アルゴとの経緯も知らないだろうし(知っていたら、レインがノーマのことを訊ねるのがおかしくなります。ドモンが知っていることをレインが知らないとは思えないので)、無理にアニメの台詞を持ってきている感じです。
しかも、あれがありません。

グラハムだけで気が済まないんだったら、俺のシャイニングガンダムの首をやる! だから、レインを助けてくれぇッ!!

なにしろ、第6話(アニメ)で兄キョウジへの憎悪をかき立てられ、父を助けるため、地球に戻ったドモンが、それでもほんとはレインのが大事だった!という衝撃のツンデレぶりを表わしてしまう台詞です。普段はレインにつんけんしていて、理不尽大王ぶりを発揮しているドモンが、心の中ではレインを大切に思っているという不器用さを如実に表わしている(でもこの台詞をレインは聞いていないので、ほんとの気持ちは伝わっていないという不器用さもいい!)台詞です。これがないとね〜 ネオカナダ編は締まらないわけですよ。

ところで444ページの気絶しているレインは美人さんでいいな。

でも、アルゴはグラハムを助けました。見守るナスターシャが「宇宙海賊のくせに…困ったお人好しだよ まったく…!!」と言うのも、わし的には「そういうことか」って微笑んだアニメのが好きなんだ。冷酷な監督に見えて、アルゴのことを徐々に理解して、最後はらぶらぶのカップルになるというこの2人が好きなんや〜!!!

さて、アニメだとナスターシャが事故の真相を語り、グラハムが妻の仇と狙ってきたアルゴが本当は宇宙警察に追われ、ステーションに接触しちゃったと知るわけですが、漫画だともっと突っ込んで、グラハムを助けたのもアルゴということにします。で、そのことに気づいたグラハムが本当は命の恩人だったアルゴと話をしようとするんですが、アルゴは「昔のことはどうでもいい!!!」とランバーガンダムを滝に蹴落とすのでした。

で、グラハムは助かったものの、今度は「俺をコケにしやがって」とアルゴを逆恨み、何か、別の展開へ向かうのでした… ううむ…

ドモンとレインはネオイングランドへ向かいます。次はガンダムファイト三連覇の英雄ジョンブル=チャップマンの登場です。

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