というわけで買って参りました、「ガンダムA」。ついてきたガンダムのポスターは例によってどうでもいいので、買うよ! 買い続けるよ!
感想は続きにしまっときます。
というわけで、島本和彦氏による「起動武闘伝Gガンダム」の漫画化であります。何と言っても脚本が総監督の今川さんですから期待しないわけがありません! で読んだ。期待以上におもしろかった〜!!!
今回は第1話だけで何と120ページというボリューム。なんて読み切り、それな特大ボリュームです。すごいね。しかも「第1話 地球に墜ちたガンダム」だけなんだぜ、話! てっきりシャッフルの1人ぐらい出るかと思ったら、ネオイタリアだけで終わっちゃったよ! その分、アニメでは端役に過ぎないベルチーノ警部が準主役クラスの扱いになってて、わしはこのおっさん、好きなんで嬉しかったです。ベルチーノ警部が子どもたちに語るコロニーの始まりとかガンダムファイトの始まりとか、そこら辺もアニメ同様のシリアスな感じでいいですね〜 ただ、アニメでは「また嫌な一年が始まりやがった」と占めてくれたベルチーノ警部でしたが、今回はドモンに好意を抱いたらしく「また来いよ」だって! アニメほど派手なガンダムファイトはしなかった模様です。ミケロが銀色の脚を撃ちまくって凄かったしな。
と思っていたら、
ドモンがツンデレだった! わたくし、吹きました。ちゃー、飲んでなくてよかったべ〜 ツンデレ属性100%なドモンが「第1話」では素手で銃弾も受け止めるほど格好いいキャラだったのに、爆弾爆発させるわ、ピザ食いたがるわ、ベルチーノ警部には踏んづけられたりぶん殴られたり、ミケロに人質に取られたソフィアを助けるべくガンダムなしで行くのに照れてるわ、ローマの町を守るために銀色の脚を受けるわ(アニメでもベルチーノ警部たちを守るために受けたりしてたけどね!)、ツンデレ属性が爆発ですっごくラブリ〜です。可愛いぞ、ドモン、
す・ご・く・か・わ・い・い・ぞ〜!(CV藤本謙)
レインもいいですよ〜 「第1話」のレインって、まだ「絶交しちゃうから」とか出てこないんで、警察に捕まったドモンを助けるところとか、ラストで「あの人の行く先はわかっているわ。地球の上よ!(←これはこれでアバウトな行き先であるが。そこんところはほら「Gガンダム」だし)」と答えた格好良いレインで、いい感じっす〜 ドモンとはまだ痴話喧嘩してないしな、ここら辺。ソフィアを助けに行くのにガンダムなしで行く気のないドモンの先手を打っちゃって「ステキー ドモンー 男らしい−」とかはやし立ててるところなんか、すでに尻に敷いているというか…
そういう意味ではアニメのキャラクターをほとんどスムーズに持ってきてる感じで、アニメとは全然違うと言う小説とは違う展開のようです。ドモンのキャラクターが崩れすぎという意見も2ちゃんで見ましたが、わしはこれぐらいの改変ならばいいんじゃないかと思いました。むしろ、原作クラッシャーの異名を取る今川監督にしてはここまでアニメに忠実な話によく収めちゃったな〜という感じですよ。それだけに100ページって次回がまた楽しみだ。
アニメの「放浪編」ではキーアイテムでもあったキョウジの写真は漫画でも健在でした。ああ、兄さん… お約束でミケロに見せてるんだけど「この街に来てからこっち誰にもまだ一度だって答えてもらってねぇんだーっ!!!」ってわめいているドモンがやっぱりラブリ〜v
いやあ、このクォリティで進んでくれると嬉しいなぁ。個人的には島本氏のキャラ原案のラフがちょっぴり載ってて、シャッフル同盟だけなんだけど、アニメとの落差とかが楽しかったです。これ、全部のキャラで見せてもらえませんか。チボデーとサイ・サイシーはアニメというか、逢坂さんの最終稿と違和感なく、ジョルジュは島本氏のがアフロな頭だったとか、アルゴは名前からしてまるで別人(ゴリオ=ゴーガンて名前だった)なんだけど、目つきは意外と踏襲してるのかなとか、おもしろいですね。
ラストでは16ページばかり使って堂々と主題歌「FLYING IN THE SKY」を熱唱。いいですな〜 やっぱり「Gガンダム」はええのぉ。
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