横山光輝著。講談社漫画文庫刊。
表題作のほかに「ポイント4」「宇宙船マゼラン」「91衛星SOS!!」を収録したSF短編集です。
「ポイント4」は超能力とバミューダ海域のような謎めいた海域での事件をかみ合わせた話。
「昆虫惑星」は「猿の惑星」の昆虫版とか言ったらネタバレもいいところ。
「宇宙船マゼラン」は謎の敵に核攻撃を受け続ける地球から出航したマゼラン号の冒険なんですが、これだけのスケールの話を短編に収めちゃうのが横山先生のすごいところ。
「91衛星SOS!!」は未知の惑星を巡る人工衛星についての話です。
相変わらず女性の登場人物が限られてしまう横山先生、「昆虫惑星」に唯一登場しますが、素顔が出ると微妙…
そしてSF漫画なのに巻末には時代漫画のリストが掲載されてまして、そういえば、講談社漫画文庫でいっぱい出てたなと思い、でも、そこに「三国志」とか「水滸伝」とか入れちゃうのはどうなのかとひとしきり。
ところで「長征」というのはまさか中国共産党のあれですかね? 「恋と十手とお銀ちゃん」もそうだけど、すごく気になる…
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