石川雅之著。講談社刊。全13巻。
二年ぶりくらいにデモに参加することにして、前日も東京に用事があったので満喫でお泊まりを試みましたが15時間もいて、リクライニングの椅子だったのでまともに寝られませんでした。いてて…
で、「3月のライオン」の後半、「寄生獣」を半端に6巻まで、「月影ベイベ」を既刊4巻、「エヴァ」14巻、あとこれを延々と読みふけっていたのでした。
菌が見える麹屋の息子・沢木惣右衛門直保(惣右衛門は屋号)が親友の酒造の息子・結城蛍と農大に入学して、いろいろあった1年を発酵のあれこれとともに綴る。
って感じの漫画で、農大に入りたくなりますが、たきがはは致命的に手に泥がついて、それが乾いていく時のかぴかぴ感が苦手だったりするので、生理的に難しそうです。
特に誰が好きというわけではなくて読んでいたのですが、発酵という身近にありながら、あまり知られていないうんちくがおもしろかったです。わりと宏岡亜矢さんが好きでした。樹ゼミの唯一のゼミ生・武藤葵の友人なんですが、その立ち位置が良かったですね。樹教授は万能過ぎておもしろくなかったかも。
何度も作者も突っ込んでましたが、沢木が菌が見えるという設定はそれほど万能ではないのが良かったかも。
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