ポセイドン族の恐ろしさをトリトンのラストの言葉とともに植えつける一話。
イルたちと遊ぶピピが、幽霊船を発見した。ルカーは20年前にその船を見、居合わせた客船の乗客が、幽霊船で唄う女性に誘い込まれ、生き血を吸われたことを話す。トリトンは幽霊船の謎を解こうと近づくが、恐ろしくも悲しい女性の物語があった…。
いやいやいや。幽霊船に乗り込んだり、墓だらけの島を探険したり、トリトン、大胆です。対照的に「そんな怖い話いや」というピピに比べて、男の子って感じすか。
しかし相手は歌声で人をだまくらかし、生き血を吸う吸血鬼、一筋縄ではいきませんが、実は彼女は100年前の人間で、ポセイドン族に改造された模様。
トリトンじゃありませんが、「人間を吸血鬼にしてしまうような」ポセイドン族とどう戦うのさって感じです。手強いです。抜けてるところもありますが。
イルとカルが、冒頭、ピピと競争していて、ピピにさん付けで呼ぶように言われたところ、笑い飛ばす辺りがなかなか、いなせなイルカです。フィンだけ「ピピさん」。世渡り上手な末っ子って感じですか。
ところでルカーさん、20年前はイルたちと同じくらいって言ってますが、イルカの寿命って何年? 20ン歳のイルカですか? まぁ、トリトンのみならず、イルカ3兄弟、ピピのお母さんでもあるルカー、ますますお母さん属性炸裂中。
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