相変わらずのトリトンとピピ。からかっていたイルたち3兄弟もルカーに叱られ、2人を仲良くさせようと「歌う島」に誘い出す。が、ピピがプロテウスのことでトリトンに笑われたとすね、行方不明に。しかも、2度の失敗をポセイドンに叱られたポリペイモスが、ドリテアの手下、銀鮫を率いて2人を探していた。
いやはや、イルたちの賭けになるようでは、トリトンとピピの喧嘩も日常化したものと思われます。でも、それでは困るってんで、ロマンチックな「歌う島」に誘い出して、2人だけに、と気を利かせたのが間違いのもと。ちゅうか、やったことは最後まで見届けようよ、3匹とも。
で、ルカーに「恐ろしいところ」と言われて、迎えに来たら、ピピがまたしても行方不明。彼女は呑気に、途中で知り合ったお魚と遊んでおりました。しかし、この魚、侮れず、銀鮫に見つかり、追われたピピに隠れる場所を教えたり、安全にイルカ島に戻る道を知っていたり。有能だな、お魚ちゃん。でも、言葉をしゃべらないところを見ると、レギュラーになる気配はないようですな。
ところでルカー、「実は恐ろしいところ」って「歌う島」のどこが恐ろしいところだったんすか? 別にポセイドン族も周囲にいないみたいだし。ウツボっぽい魚がポリペイモスに告げ口してたけど、ポリペイモスに比べて小さすぎるような…この魚、何?
で、せっかくトリトンとピピの居場所が見つかったのに、途中で見失ったようで、ポリペイモス、自信たっぷりで登場したわりには無能だ…
ま、今回の主題は、ラスト、ピピにトリトンが「北の海の女王ではなくてトリトン族の女王になってもらいたい」と訴えるところ。うまい言い方するよね。さしずめ、トリトンは王様って感じですか。ルカーじゃありませんが、ようやく「雨降って地固まる」となりそうな気配ですか。
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