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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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蝶の舌(再見)

こちらも何度も見てるスペイン映画の傑作です。

叙情的に描かれる前半、急転直下に向かう後半というメリハリもさながら、少年らしい無邪気さと利発さを備えたモンチョとその恩師グレゴリオ先生とのやりとりが素晴らしい。特に初見から言ってますけどモンチョくんの先生に寄せる全幅の信頼と、砂のように知識をどんどん吸収する利発さが最高に可愛いです。その全てが込められたラストシーンが良いですね〜

しかし、同じ時代、日本はすでに軍国主義に突入しており、この年か翌年にはかの南京大虐殺を引き起こします。つまり、中国と目下、戦争中なわけです。その日本が虐げられたスペインの共和派の人びとと同じはずはなく、むしろ虐げたファシスト、フランコの側だったわけで、1945年の敗戦まで南アメリカを除く世界中を戦争に巻き込んでいくのです。

モンチョたちはこの後、フランコの独裁下で不自由な生活を送ったのかもしれませんし、もしかしたらモンチョの父ラモンが共和派だったことを知っていた人の密告によって母ローサの努力も無になってしまったかもしれません。少なくともモンチョは、結婚したいと思っていた親友ロケの妹アウローラとは結婚できなかったんじゃないかと思います。

是非、一度は見てほしい傑作です。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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